感染症情報センター
感染症情報センターとは
感染症情報センターは、国の感染症発生動向調査実施要綱に基づき設置されるもので、各都道府県等域内に1カ所、原則として地方衛生研究所に設置することとなっています。本市では、平成31年1月1日から、相模原市衛生研究所に感染症情報センターを設置し、感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析し、提供しています。
週報(毎週木曜日午後3時頃更新予定)
週1回、市内における感染症発生状況(全数把握疾患、定点把握疾患)を掲載
週報トピックス
今週の注目疾患 薬剤耐性菌感染症
11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」です。
感染症の中で細菌が原因となる病気の治療に使われるのが、「抗菌薬(抗生物質、抗生剤)」です。抗菌薬により様々な感染症の治療が可能となりました。
しかし1980年以降、従来の抗菌薬が効かない「薬剤耐性」を持つ細菌が世界中で増えてきており、感染症の予防や治療が困難になるケースが増えています。薬剤耐性菌が増えると、これまでは適切に治療すれば軽症で回復できた感染症の治療が難しくなり、重症化や死に至る可能性が高まります。
薬剤耐性菌の拡大を防ぐためには、処方された抗菌薬を医師の指示通り服用することが大切です。不適切・不十分な服用をすると、抗菌薬が効かない薬剤耐性菌が生まれてしまうことがあります。
また、ウイルスが原因で起こる風邪やインフルエンザには、抗菌薬を服用しても効果がありません。処方された抗菌薬を保管しておいて後で服用することや、他の人に処方された抗菌薬をもらって服用することも止めましょう。
併せて、インフルエンザの報告数が増加しています。日ごろから基本的な感染対策を行い、予防できる感染症にかからないように努めましょう。
月報
月1回、市内における感染症発生状況(定点情報)を掲載
相模原市感染症情報
月1回、気を付けるべき感染症や予防のポイント等についてまとめています。感染症予防の啓発にぜひ御活用ください。
- 今月の注目疾患:インフルエンザ
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