4.絹本著色 熊野権現影向図(けんぽんちゃくしょく くまのごんげんようごうず)
- 種別
県指定重要文化財(絵画) - 指定年月日
昭和34年3月6日 - 所在
横浜市中区南仲通5-60 神奈川県立歴史博物館(寄託)
内容
影向図は神仏の来臨をあらわした図です。正念寺(緑区名倉)の影向図は絹本著色で、縦85.1センチメートル、横40.6センチメートル。截金(きりかね)や彩色が美しく、損傷が少ない室町時代の作で、湧き上る雲の中に阿弥陀如来を、下方にはそれを拝む6名の僧俗の人物と鳥居、社殿を描いています。
※截金 仏画や仏像の装飾に使う技法のこと。細長く切った金・銀箔を用いて、衣や装身具などに繊細華麗な文様を描き出します。
参考文献
神奈川県教育委員会 1981 『神奈川県文化財図鑑 絵画篇』
神奈川県教育委員会 1982 『ふるさとの文化財(総括篇)』
神奈川県教育委員会 1984 『ふるさとの文化財(絵画・彫刻・書跡篇)』
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