ゾーン間及び施設などとの連携
これまでに示したゾーン毎の展開例のほか、ゾーン間や施設間、さらには本地域の枠を越えた多様な連携の展開例が想定されるため、その具体的な連携パターンを示します。
なお、現時点で既に実施されている事例についても提示します。
ゾーン間及び施設などとの連携パターン
リサイクル
- 農業・食品関連ゾーンやファーム住宅ゾーンで収穫された農作物を、商業関連ゾーンや沿道サービス系ゾーンで販売します。
- 地域住民は店で農作物を購入し、生ごみは企業などに供給します。
- 回収された生ごみから、農業・食品関連ゾーンやファーム住宅ゾーンで使用する堆肥を供給します。
- 住宅系ゾーンからの回収は、生ごみだけでなく雨水や下水も考えられます。
社会学習
- 大学や企業の研究者が、市民や学生などを対象に出前研修・授業を実施します。
- 市民や学生は社会福祉施設やウェルネス住宅ゾーンで看護や介助を体験します。
- また、市民や学生並びに都市住民は農業・食品関連ゾーンで農業を体験します。
- ファーム住宅ゾーンでは、農業従事者から農業・園芸技術の指導を受けます。
新都市農業
- 農業・食品関連ゾーンで収穫された農作物を企業や大学と共同して付加価値を高めます。
- 付加価値を高めた製品を商業関連ゾーンや沿道サービス系ゾーンで販売し、地域住民が購入、農作物の地産地消を進めます。
技術・医療
- 大学の研究者などがウェルネス住宅ゾーンの社会福祉施設や農業・食品関連ゾーンの企業などで最新技術の普及を図ります。
- 市民や学生は社会福祉施設や農業・食品関連ゾーンで活動し、地域通貨を取得します。
- 取得した地域通貨で商品を購入したり、物品と交換したり、相互の支援活動などで、地域通貨を活用した地域社会の繋がりを強めます。
教育連携
- 児童や生徒は清掃活動や自然観察、学生は研究対象として公園や緑道と関わりを持ちます。
- また、学生は小中学校の体育祭やクラブ活動などで、運営や指導を行います。
- 大学と高校は研究や授業の交流を進めます。
住宅(住民)と産業(企業)
- 地域住民と企業は、お祭りや環境美化活動、企業内託児所への地域住民の入園などを通じて、交流を深めます。
- 産業系ゾーンでは、食材や買物品の宅配サービスを行い、高齢者や共働き世帯との連携を進めます。
- 企業は余剰エネルギーや製品を住宅ゾーンに供給し、住宅ゾーンからは使用済製品や剪定枝など廃棄物を受け入れます。
- また、企業の研究者や就業者が、就業地に近接した居住地を確保できるよう、進出企業の支援も進めます。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
麻溝台・新磯野まちづくり課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第1別館3階
電話:042-769-1393 ファクス:042-754-8490
麻溝台・新磯野まちづくり課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム