交通計画
本地域では、幅広い地域連携や多様な事業展開が円滑に行われるよう、幹線道路整備などの基本的な整備に取り組むと同時に、環境にやさしい交通計画を推進するために、公共交通機関の充実や自転車利用の促進などの交通手段の利用促進を図ります。
広域的な交流活動の促進
幹線道路などの広域交通網、バスなどの公共交通網の整備を促進します。
快適な移動の確保
緑道と歩道の確保による歩行者道、自転車道のネットワーク化を図ります。
安全な移動の確保
高齢化社会の進展に伴う高齢者の自動車利用の増大も想定され、高齢者や子どもに配慮した安全な道路づくりを行います。
環境や景観への配慮
通過交通の抑制や無駄な交通動線を生まないネットワークにより、環境負荷を減らすほか、道路植栽などにより景観の創造に努めます。
都市計画道路 町田新磯線沿道のイメージ
みどりや景観のつらなり
沿道宅地の斜面緑化や街路樹などにより、連続するみどり豊かな空間形成に取り組むことで、道路両側地区の一体性を醸し出します。
広域交通
「相模原市総合都市交通計画」(平成14年3月策定)では、将来交通網の展望として、南北方向の道路軸として都市計画道路 村富相武台線(県道507号)、東西方向の道路軸として県道52号(相模原町田)と都市計画道路 町田新磯線を幹線道路として位置づけています。
本地域では、この計画に基づき、県道52号(相模原町田)及び都市計画道路 村富相武台線(県道507号)の4車線化、都市計画道路 町田新磯線の拡幅(一部新設)により、さがみ縦貫道路相模原インターチェンジや相模原中央部さらには、町田市、大和市、座間市、厚木市など各方面との連絡強化を目指します。
地域内交通
自動車動線は、幹線道路を補完する地区集散道路や身近な生活道路の整備改良を進め、住宅街から通過交通を排除し、快適で生活環境に配慮した道路網の形成を図ります。
歩行者動線は、自動車との分離を図り、安全で快適な歩行者道のネットワーク化を図ります。
自転車動線は、自動車との分離を図り、安全で快適な自転車道のネットワーク化を図るとともに、鉄道駅(相模大野駅・原当麻駅・小田急相模原駅・相武台前駅)とのアクセスに配慮して、緑道(幹線・支線)及び主要な道路により構成します。
公共交通
地域内全域がバス停300メートル圏域に極力入るよう、交通広場予定地を起点として新規バスルートを想定します。また、定時性の確保のため、公共車両優先システム(PTPS)の導入も想定します。また、これらのバスルートにより、相模原市中央部や相武台前駅、小田急相模原駅などの連絡強化を図ります。
新しい交通システム
「相模原市都市モノレール等調査報告書」(平成14年3月)において、新しい交通システムの先行検討区間として「相模大野から原当麻」間を設定しています。
本地域との関係については、「将来の望ましい都市整備実現の観点からも、まちづくりを支援する新しい交通システムの導入が必要である。」「当地域の居住者の利便性のみならず、当地域への通勤・業務での来外者のアクセス利便性の確保が必要である。」としており、また、新しい交通システムの導入機種は、デュアルモードバスが想定されています。
タウン計画では、この新しい交通システムが本地域にとって重要な交通手段となると考え、今後、上記「公共交通」で想定するバスルートへの、新しい交通システムの導入可能性について検討を図ります。
交通広場
「相模原市バス交通対策基本計画」(平成15年3月)では、バス間の乗り継ぎ機能を持つ北里大学をターミナルとして位置付けています。
タウン計画では、本地域における主要な交通結節点として、交通広場を、地域内で最も移動や交通が集中する公共公益ゾーン内の総合体育館付近に想定します。
また、今後、この交通広場と北里大学ターミナルの役割分担について整合を図ります。
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麻溝台・新磯野まちづくり課
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