用語の説明
あ行
アイデンティティ
もともとは「自分が自分であることの認識」の意味で、ここでは地域が持つ特性、特徴のこと、または、そのことによる地域らしさのことをいう。
アダプト(制度、システム)
もともとは「養子縁組をする」の意味で、市民を「里親」、道路・水路・公園・緑地等の公共施設を「養子」とみなし、市民自らが緑化・美化・清掃活動等を行い、公共施設を市民と行政が協働で管理していく制度をいう。
新しい交通システム
現在の交通手段(電車、路線バスなど)とは異なる機能・特性を持った交通システムのこと。
アメニティ
環境の快適性や、環境の持つ魅力のこと。
インキュベーション
もともとは「孵化(ふか)させる」の意味で、卵をかえすように会社の設立を支援し、できたばかりの会社が軌道に乗るように援助すること。
ウェルネス
自分の健康は自分で守り、質の高い健康を得るために自分自身のライフスタイルを向上させていく活動をいう。
エコロジカル
環境にやさしいという意味。都市活動による環境負荷が、人間や自然に対して悪影響を及ぼさない状況を示す言葉。
オール電化住宅
家電機器、電灯はもちろん、給湯、コンロ、暖房など家庭で使用する全てのエネルギーを電気とした住宅のこと。ガスや石油などを燃焼させないため、比較的安全であり、また、室内の空気を比較的清浄に保てるという利点があると言われている。
屋上緑化
建築物の屋上やベランダに、人工的に土などで植栽の地盤を作り、樹木を植栽することをいう。これにより、都市部の気温の上昇を抑制することなどが期待されている。
か行
環境アセスメント
環境影響評価ともいい、大規模な開発事業が環境に及ぼす影響を事前に調査・評価する制度のこと。
環境共生
自然環境と人間による都市活動が、共存・調和している状態を示す言葉。
クラインガルテン
ドイツ語で「小さな庭」という意味で、我が国では「市民農園」として訳され、主にログハウスのある滞在型の市民農園をいう。
グループホーム
障害者などが、一般社会の中で暮らしながら、社会的自立を促す事が可能な援護システムを備えた住宅形態のこと。
コージェネレーション
電気と熱という異なるエネルギーを同時に得るシステムのこと。具体的には、ガスタービン、ディーゼル等で発電を行うと同時に、その時に出る熱を給湯・暖房等に利用して、エネルギーの有効活用を果たそうとするもの。
公共車両優先システム(PTPS)
優先信号制御や優先レーンの設定により、バスなどの公共輸送機関を優先的に運行させ、利便性の向上を図るシステム。
PTPSは、Public Transportation Priority System の頭文字をとったもの。
さ行
循環型社会
リサイクル・再利用・ごみの発生の抑制を徹底し、資源や環境に負担をかけない社会のこと。
新都市農業
商工業との連携や市民参加によって行われる、従来の農業の枠組みを超えた新しい考えに基づく農業のこと。例として、企業や大学と共同して高度な技術により作物の付加価値を高める研究を行ったり、商業施設と連携して、一貫した生産消費の仕組みを持つ農業を展開することなどが考えられる。
新郊外居住
今や社会現象となっている都心への居住傾向に対し、豊かな自然環境のある郊外の魅力を再評価し、付加価値の高い住環境をつくってそこに住むことをいう。
生産緑地
市街化区域内の農地のうち、公害や災害の防止、都市の環境保全などや、良好な都市環境の形成を図るために有効であると認められ、都市計画手続きに基づき指定された農地のこと。
セットバック
道路から建築物、門、塀などを後退させ、公共の空間を確保したり街並みの統一を図ること。
ゼロエミッション
産業活動により発生する環境汚濁物質、廃棄物、廃熱など、すべての排出物(エミッション)がゼロであること。
た行
第3者機関
客観性・公平性を保つため、行政以外の中立的な立場の人(学識経験者、地元代表等)たちで構成された組織のこと。
地区計画
地区の特性にふさわしい良好な環境を整備、保全するため、地区独自にまちづくりのルールを定め、無秩序な開発や建築を計画的にコントロールする制度。昭和55年に都市計画法及び建築基準法の一部改正により創設された。
地産地消
「地域生産・地域消費」を略した言葉で、地域で生産された食材をその地域で消費するということ。
デュアルモードバス
電車軌道のような専用の区間と、一般道路の両方を走ることができるバスのこと。新しい交通システムの一つ。
都心居住
都心でしか得られない利便性や文化などの魅力に、いつでも触れられる生活を送るために都心に住むこと。
は行
パーク&バスライド
最寄りのバスターミナルまでマイカーを使い、駐車場に駐車(パーク)し、バスに乗り換えて(ライド)、目的地まで行くシステムのこと。
バイオマス発電
バイオマスとは、ドイツ語のバイオ(bio=生物、生物資源)とマス(mass=量)からなる言葉で、再生可能な、生物の有機性資源(化石資源を除く)、例えば家庭から出る生ゴミや家畜の排泄物などをさす。これを燃料にして発電するシステムをバイオマス発電という。
ビオトープ
ドイツ語の生物(=bio)と場所(=top)を合成した言葉で、多様な動植物が生息・生育する空間のこと。
壁面緑化
ビルの壁面にツタなどの植物を這わせるほか、植物を植え込んだパネルやポットを壁面に取り付ける緑化手法のこと。これによって都市部の気温上昇を抑制することや、遮熱・省エネルギー・心理的影響などのメリットがある。
ま行
マイスター制度
ものづくりを支える基盤的技術の分野で優れた技能を持つ技術者をマイスターとして認定する制度。マイスターに後進の指導などの活動をしてもらうことにより、優秀な技術・技能を継承・発展させ、また人材の確保および育成を図ることによって、地域産業の振興に役立てようとするもの。
や行
ユニバーサルデザイン
年齢や障害の有無などにかかわらず、全ての人が使いやすいような製品、建物、環境のデザインのこと。特定の人のための特定のデザインではなく、あらかじめ多くの人が使いやすいように考慮されたデザインをいう。
わ行
ワークショップ
地域に関わる多様な立場の人々が計画づくりに参加する時の一つの手法。参加者が自由に意見を出せるように、また多くの人達の意見が反映されるように工夫された共同作業や勉強会等により、計画づくりが進められる。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
麻溝台・新磯野まちづくり課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第1別館3階
電話:042-769-1393 ファクス:042-754-8490
麻溝台・新磯野まちづくり課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム