土砂災害防止機能、土壌保全機能(土砂崩れ・流失防止・表面浸食防止)
森林では、樹木の根が地中深くに伸びて土壌と岩盤を固定するため、山崩れや土砂の流出が抑えられています。
生長に伴って、樹木が土砂の崩壊を防止する働きは強くなり、森林からの土砂の流出量は裸地の約150分の1といわれています。
しかし、樹木が密集しすぎた森林では根が十分に育たず、本来の機能を発揮することができなくなってしまいます。そのため、森林の整備として間伐(注1)を行い、適切な間隔で木を育てることが重要です。
また、間伐を行うことで森林内に太陽光が入り、背の低い植物が育ちやすくなります。
森林内に背の低い植物や落ち葉などがあることで、雨が地表面に与える衝撃を和らげ、土壌の浸食や流出を防ぐことができます。
(注1)間伐…森林内に樹木が混みあってしまわないように、一部の木を伐ること。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
森林政策課
住所:〒252-5172 緑区中野633 津久井総合事務所本館2階
電話:042-780-1401(林業振興班)
電話:042-780-5270(水源地域森林整備班)
ファクス:042-784-7474
森林政策課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム