令和5年度 7月定例記者会見
令和5年7月28日
- 日時 令和5年7月28日(金曜日)午後2時~3時10分
- 場所 市役所第2別館3階第3委員会室
(市長)
【あいさつ】
皆さん、こんにちは。
連日、最高気温が35度を超える猛暑日が続いておりまして、熱中症警戒アラートが発表される中、市内でも熱中症の疑いによる救急搬送が増えています。7月16日には、1日の救急出場件数が過去最多に迫る178件を記録しております。現在は臨時の救急隊を編成するなど、対応を図っておりますが、比較的症状の軽い方の利用が増えており、例えば、かかりつけ医に相談したり、救急度判定を支援する消防庁の全国版救急受診アプリ「Q助」を活用するなど、119番通報をする前に、救急車の利用が本当に必要か、今一度ご検討をお願いいたします。当然ながら、命にかかわる病気等で、緊急に病院へ行かなければならない場合は、遠慮なく通報してください。また、救急隊が長時間、消防署に戻ることができない状況の中で、救急隊員が食事や水分を取るために、コンビニを利用させていただく場合がありますので、ご理解くださるようお願いいたします。
さて、先日、本市のホームタウンアスリートとして認定した競泳の小堀倭加選手、小方颯選手が、7月14日から始まった世界水泳選手権に現在、出場されています。小方選手は200メートル個人メドレーで自己ベストを更新するなど、予選・準決勝を突破して、昨日、決勝で8位と健闘されました。小堀選手は7月23日に400メートル自由形で出場し、本日は、午前中に800メートル自由形で出場され、世界の強豪を相手に力泳されました。引き続き、本市にゆかりのある選手に注目と応援をよろしくお願いいたします。
続いて、市内で開催される夏のイベントにつきまして、会場内にポスターを掲示しておりますが、8月1日に「さがみ湖湖上祭花火大会」が開催され、8月4日から6日の3日間にかけて「橋本七夕まつり」、8月5日、6日に、「東林間サマーわぁ!ニバル」と「大野北銀河まつり」が開催されます。どのイベントも4年ぶりの開催、または通常開催となりますので、活気あふれる様子をぜひ取材に来てください。
本日の案件は3件で、1つ目が「共生社会の実現」について、2つ目が「新たな補助事業」について、3つ目が「橋本駅周辺整備推進事業における市民対話」についてとなります。
はじめに、「共生社会の実現」についてでございます。一昨日、津久井やまゆり園事件追悼式を執り行い、相模原市民を代表しまして、追悼の言葉を申し上げました。多くの尊い命が奪われ、社会に深い悲しみをもたらした事件から7年の月日が経ち、改めまして、事件で犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、心身に傷を負われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。津久井やまゆり園で、新たな一歩を踏み出された皆様が、これからも心穏やかに暮らしていけるよう、県や関係団体と連携を図りながら、引き続き、一人ひとりに寄り添った支援に努めてまいります。本市では、障がいの有無にかかわらず、本人の意思が尊重され、誰もが安全で安心して暮らすことができる「共にささえあい 生きる社会」の実現に向け、人権尊重・権利擁護に関する取組や障がいに関する啓発イベントの実施、市民への理解促進の取組や研修会の実施などを進めるとともに、「(仮称)相模原市人権尊重のまちづくり条例」の今年度中の制定を目指してまいります。今後も、事件を風化させることなく、すべての人が笑顔で過ごせるよう、私自身が先頭に立ち、諸施策を力強く進めてまいります。
2点目は本市の「新たな補助事業」についてでございます。本日及び8月1日から受付開始となる補助事業が2つございますので、ご紹介したいと思います。
まず、市民を対象とした省エネ機器の買い替えを支援する「省エネ機器更新促進補助金」についてでございます。この補助金は、6月定例会議で補正予算として議決をいただき、家庭におけるエネルギー費用負担の軽減と、温室効果ガスの排出量の削減につなげることを目的に、対象となるエアコン、テレビ、冷蔵庫などの12品目の省エネ機器への買い替えに係る購入費用に対し、最大5万円、補助率3分の1の補助を行うものです。利用に当たっては事前登録が必要となり、受付期間は第1回が8月1日から8月31日まで、第2回が11月1日から11月30日までを予定しております。ぜひ多くの市民の皆様にご活用いただきたいと思います。
続いて、相模原市をフィールドとして、見学や体験を通してSDGsを学べるツアー等を開催する事業者を対象に補助する「相模原市SDGsツーリズム推進事業補助金」についてです。昨年度は、市主催で「SDGsまなべるトラベル」として、SDGsの普及啓発や市の魅力向上、観光振興等を目的に、小・中学生とその保護者を対象とした、市内のバスツアーを行ってまいりました。今年度につきましては、民間の活力や発想を活かして、SDGsへの理解をさらに深めることのできるツアー等を幅広く実施していただくため、実施事業者に対し、最大30万円、補助対象経費の3分の2以内の補助を行います。こちらは本日より申請受付を開始いたします。
それぞれ、手続きの流れや申請条件等、詳細はお手元の発表資料を後ほどご確認ください。
3点目は「橋本駅周辺整備推進事業における市民対話」についてでございます。今月から、中山間地域の持続可能な医療の在り方に関する住民説明会や、南市民ホールについての意見交換会に、私自身、市民の皆様のところへ出向き、対話を行ってまいりました。橋本駅周辺整備推進事業につきましても、「大西大通り線新設に反対する会」の皆様などとの対話の機会が整いましたのでご報告いたします。橋本のまちづくりにつきましては、大西大通り線を含め、土地区画整理事業などを本年3月に都市計画決定し、これまでも41回にわたる説明会等を行い、市民の皆様にご理解をいただけるよう丁寧な対応に努めてまいりましたが、大西大通り線については、本年5月に私との対話を求める要望書をいただいたところです。こうした中で、8月20日14時から緑区合同庁舎4階の集団指導室において、私自身が直接お伺いし、しっかりと意見交換を行ってまいります。
最後に、私の横のモニターに出ておりますが、8月17日から20日までの4日間、市内で最も乗降客数が多いJR線の橋本駅改札前におきまして、本市の特産品や居住地としての魅力等を紹介するシティプロモーションブースを出展いたします。さがみはらスイーツの販売や、アイドルマスターミリオンライブと本市のコラボグッズの再販売、本市ふるさと納税返礼品が当たる抽選会など、楽しみながら本市の魅力を感じていただけるおもてなしの機会を用意いたします。ブースには「さがみん」や銀河連邦ヒーロー「サガミリオン」、本市観光親善大使も登場し、19日には私も伺う予定です。ぜひ皆様もお立ち寄りください。
また、8月26日にJAXAが、X線分光撮像衛星「XRISM(クリズム)」と、小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」を打ち上げます。本市では、この打ち上げを市民の皆様と応援するため、パブリックビューイングを市立博物館で実施いたします。8月1日より参加の申込受付を開始しますので、ぜひ当日は取材をお願いいたします。
また、本市で来年度の事業開始に向けて進めております「さがみはら休日一時保育事業」につきまして、事業の担い手となる事業者の公募を8月1日より開始いたします。本市とともに、「子育てするなら相模原」の実現に向けた取組を担っていただく事業者の公募となりますので、保育に関する豊富な経験やノウハウを持ち、質の高いサービスを提供いただける事業者を選考してまいりたいと考えております。
なお、補足ではございますが、各地のビッグモーターにおいて、店舗前の街路樹等が枯れるという報道がございました。市内にもビッグモーターが1店舗、上溝の田尻交差点付近にございますが、店舗に面する道路において、街路樹や植栽はございません。店舗に隣接する民地に樹木と植栽があり、一部雑草が枯れているように見えますが、このことについては、民地の管理者自身が除草剤を使用したものであり、ビッグモーターとは関係ないことを確認いたしました。
私からは以上でございます。
質疑応答
津久井やまゆり園事件について
(共同通信記者)
冒頭にもお話がありました津久井やまゆり園事件から7年が経ち、今年新たに犠牲者2名の方の名前が慰霊碑に刻まれて、犠牲になられた19名の半数を超える10名の方のお名前が刻まれることになりました。それから、追悼式では、入所者の方が追悼の言葉を述べられるということもありました。
こういったことも踏まえて、改めて7年たったその思いをお聞かせ願えれば。
(市長)
津久井やまゆり園事件から7年が経ち、改めて、本市の中で起こった事件として大変重く受けとめておりますし、二度とあってはならない事件だと思っています。そして、この事件を風化させてはならないという思いも強く持っています。お亡くなりになられた皆様には、天国から私たちを見守っていただいていると信じておりますし、心からご冥福をお祈りしたいと思います。また、心に傷を負った方々を含め、ご遺族、ご家族、利用者の皆様に対しまして、これからも、相模原市といたしましては、神奈川県と連携しまして、対話を行いながら寄り添った対応を行ってまいりたいと考えております。
マイナンバー制度について
(共同通信記者)
マイナンバーカードをめぐるトラブルに関してですが、今月末が政府の求めている総点検の報告期限となっていますが、何か新たにトラブルがあったというようなことは把握されていますでしょうか。
(市長)
現在市で把握している事案はございません。市民の皆様からの問い合わせに関しましては、今後もマイナンバーカード普及促進室やマイナポイント窓口等で、丁寧に対応していきたいと思います。
9月定例会議に向けた補正予算について
(共同通信記者)
9月の議会に向けて、補正予算の編成というのも、そろそろ取り掛かろうかということだと思いますが、そのあたりも踏まえて、市長の夏休みの宿題といいますか、ご自身に課されること、それから、それをどう評価していこうとお考えになっているかということをお聞かせ願えればと思います。
(市長)
9月の補正予算に関しては、庁内で議論をしておりまして、まだ表に出せる状況でありませんが、今後は市長査定等も含めて対応してまいりたいと思っております。
また夏休みに関しましては、なかなかこのお盆の時期に休みが取れない状況がありますが、8月12日、13日に、市長、町長と交流のある北海道の帯広市や上士幌町に、出店されている市内企業もあるので、視察も含めて伺おうと思っております。
また、夏休みはリフレッシュしたいと思っていまして、プロ野球を見に行くのと、それから時間があれば、アユ釣りに相模川に行きたいと考えています。先日も2時間ほどアユ釣りに行ってまいりまして、楽しい時間を過ごしました。また、8月14日は友人と出かけようという話をしており、15日には、家族と宮ヶ瀬湖の花火を見に行こうかという話をしています。ぜひ、職員の皆さんも含めて、記者の皆さんも、夏休みを十分取られて、リフレッシュされて、また年末に向けて後半戦が始まりますから、皆さんもお元気で、お過ごしいただきたいと思います。職員の皆さんにも言っているのですが、幹部職員がどんどん休んでいくことで、休みやすい環境を作っていけるのかなと思うので、私も本当はもっと多くの休みを予定していたのですが、急遽いくつか公務が入ってしまいましたので、またどこか別の日に、休みを取りたいと思います。
マイナンバー制度について
(神奈川新聞記者)
先ほどのマイナンバーカードの質問の関連でお伺いしたいのですが、4月以降に相模原市の担当課に確認したところ、制度不信などを理由に自主的にカードを返納される方が市民の中にいらっしゃるということで、返納数も、4月以降ちょっと増えているかなという印象を受けたのですが、こういった事態を首長の1人としてどう受け止めていらっしゃるかということと、総点検するということですが、何か政府に注文をつけたいとか、意見等言いたいことがありましたらお伺いさせてください。
(市長)
今年度4月から7月14日までの返納届出件数は368件と伺っております。特に7月に入って少し増えている状況だと思いますが、制度の不安や懸念を理由とした返納が38件あったと伺っています。その他、期限が切れた、海外に転出されるなど、様々な理由と伺っておりまして、まだ私どもも総点検を行っているところですので、今後の動向を注視していきたいと思います。ただ、報道を見ますと、各自治体でも返納者が数倍に増えているという傾向があり、川崎市は4倍に増えたという記事も見たことがあります。様々な自治体でそういった報道があることは、懸念しなければいけないと思っています。
マイナンバーカードの普及は、市民にとっても利便性向上という点でメリットがあると思っております。その一方で、今回のようなトラブルによって、市民の皆さんが不安に感じているという点に関しては、政府に機会を見て、伝えていかなければいけないと思っています。総点検が迅速に進み、1日も早く国民の信頼回復に繋がることを願っているのと同時に、せっかくマイナンバーカードというものを導入したのですから、運用が皆にとって良い形となり、国民の皆様の理解が深まり、各種市の施策が円滑に進むようになっていけば良いと思っています。
南市民ホールについて
(神奈川新聞記者)
先日、南市民ホールの件で市民と対話する会を持たれましたが、結構、市民の方からは存続を求める声や、厳しい声が多数挙がっていました。市長としてそういった声をどのように受け止められたでしょうか。
(市長)
先ほどあいさつの中でお話したように、7月に入り、中山間地域の住民説明会に3回、南市民ホールの意見交換会に2回出席いたしました。私は顔の見える市長と謳っている以上、様々な会にこれからも出席をしていきたいと思います。南市民ホールの意見交換会では、私も市民の皆さんから大変厳しいお話をいただいたと思っておりますが、それが実際の市民の皆様の思いであり、そして南市民ホールが本当に地域の皆様に愛されている施設だということを改めて痛切に感じました。特に2回目に演劇部の方々から様々な意見をいただいた中で、南市民ホールは子どもたちが施設運営を体験する施設として市内唯一の施設だということをおっしゃられており、県内には同様の施設がもう一つぐらいあるという話もございましたが、そうした子どもたちの経験にも、とても活かされてきた施設であるということを感じました。一部代替施設の機能の充実等を求める声もありましたが、やはり存続を求める皆さんが多く参加されていたということも感じました。ただ私があの会で一言お伝えしたのは、意見聴取の実数が少ないとは言われておりますが、オープンハウスなどでも意見を千件以上取っておりまして、その中で、廃止やむなしという意見が7割近いという実態があり、南区だけではなく、中央区、緑区を含めた、相模原市全体の施設を、私たちはどのように維持運営し、管理していくかということが求められているということです。比較的参加された皆さんの意見には、他の区にはこういう施設があると、例も挙げられておりましたが、例えば、中央区にある市立体育館ですが、先週、弓道場に視察に行ってまいりまして、弓道をやっている人たちと15分ぐらい対話をさせてもらって、ここは利用率が100%近いので、ぜひ残して欲しいというお話もいただいたのですが、市としては、南区のギオンアリーナ、それから緑区のほねごりアリーナの両体育館に弓道場があるということもお伝えをしながら、市内3区にあることが一番良いということは分かっているのですが、人口減少などを含め全てを維持するには厳しい時代になってきているということはご承知くださいという話をしました。今後、いただいたご意見をしっかり踏まえて、最終的にまた庁内で議論をして、私の責任で決めます。その中で、もし廃止をするのであれば、市議会にも条例提案を出していき、市民の代表である市議会のご判断もいただいて、最終決定をしていくという流れを説明させていただきました。いずれにしても皆様からは存続要望が強いご意見をいただいたということを受けとめて、最終判断をしていきたいと思います。
(神奈川新聞記者)
最終判断の時期はいつぐらいまでにということを今、考えられていらっしゃるでしょうか。
(市長)
私たちもいただいたご意見は本当に貴重なご意見だと思っておりますし、多くの市民を含む2万人近い方々からご署名をいただいているということもございます。そうしたことも鑑みながら、どういう形で進めていくのが一番良いのかということをしっかり議論した中で、市としての方向性を示していきたいと思います。条例改正しなければならないですから、その提案時期は検討の状況によると考えておりますが、提案時期の1つ前の定例会議の部会で説明する必要もありますので、出すとすれば12月定例会議もしくは3月定例会議での提案のどちらかのスケジュールしかないと思っています。
(毎日新聞記者)
南市民ホールのことについて追加で伺いますが、夜に開催された2回目の意見交換会は、ほとんどの方が廃止に反対だったと思います。私もお邪魔していたのですが、エモーショナルな反対論の方が多いのかと思っていたら、かなり合理的な意見で反対されている声が多かったと思います。市長が先ほどおっしゃっていたように中学生が参加できないなど、グリーンホールでは代替できない部分の意見があったと思うのですが、例えば廃止をするとして、グリーンホールを大幅に改修するとか、落としどころと言ったら言葉が適切かどうかわかりませんが、代替施設を直すというようなことは、お考えでしょうか。
(市長)
先ほどお話しした子どもたちの体験に非常に役立っているという点は、私も心に刺さった部分であります。逆に言うと、市内に様々なホールがある中で、グリーンホールの多目的ホールだけではなくて、他の施設で代替の対応はできないのかと思い、早急に、庁内で確認するよう話をしています。例えば矢部にある青少年学習センターにおいて、全く同じ体験とはなりませんが、同様の体験ができるという話も伺っているところです。
それから、南市民ホールの代替施設に関しては、周辺のユニコムプラザさがみはらや小田急相模原のおださがプラザ、グリーンホールの多目的ホールという話も出ております。特にグリーンホールの多目的ホールについては、トイレがみんなのトイレ1カ所を含めて13器あって、そのうち7器が和式で、洋式が6器だったと思います。もし代替施設とする場合は、トイレの改修をしなくてはいけないと思いますし、みんなのトイレも増やす必要があると思います。その他、エレベーターが外づけであることや楽屋がないこと、それからバリアフリーでないことなど、色々と考えて行かなければならない点があると思っています。時期はまだ決まっておりませんが、今後、まずはグリーンホールの大ホールの大規模改修が入ってまいりますので、この多目的ホールの改修も、どのようにできるのか検討を進める必要があると考えております。
また、利用者の皆様と地域の皆様でも意見が少し違う部分があると感じています。もちろん、すべての皆さんが施設を残して欲しいという思いは一緒だと思いますが、利用者の皆様の中には、例えば、利用される会の存続のために、いつ、ここが閉まるのか早く決めて、教えて欲しいという方々もいらっしゃいます。意見交換会の中では、南市民ホールの跡地に同じものを作ってもらいたいですとか、ホールを作って欲しいという話もありましたが、これはなかなか難しいとも考えております。しかしながら、まだ庁内で議論しているわけではありませんが、私自身、選挙の公約などでお伝えしているとおり、文化の拠点を作っていきたいという想いがありますので、市民対話の中でどういったものを皆さんが望まれているのかを確認しながら、文化団体の皆さんとも議論していきたいと考えております。先週も相模原市文化協会の会長をはじめ、10人ぐらいの皆様にお越しいただいて、様々な文化の話をしました。現状の文化予算は、一般会計予算全体の0.4%しかありませんので、ここは行財政構造改革を行う中で減らすのではなく、増やしていかなければいけない予算だと思っております。引き続き、文化が漂う、感じられる、相模原市を目指して、市民対話を行いながら検討を進めてまいりたいと思います。
(毎日新聞社記者)
南市民ホールは、私も3回ほど行きましたけれど、行幸道路からバリアフリーというか、ほとんど階段がないというところが存続の意見の中でも大きいなと思いました。今後、代替施設でもそのバリアフリーのお考えを重視してということをアピールされるのでしょうか。
(市長)
バリアフリーという視点は非常に大事だと思いますし、意見交換会でも、参加者の方から、今、記者が言われたように行幸道路から南市民ホールはバリアフリーであり、ここは文化の聖地だという話をいただきました。バリアフリーというのは、もう時代の要請だと思っておりますので、できる限り反映した形にしていきたいと思いますが、例えばグリーンホールの多目的ホールで考えますと、現在の形状では階段の段差も大きく、座席部分の急な角度をバリアフリー化できるかというとなかなか厳しい部分もあります。しかしながら、多目的ホール上側で車椅子の方が見られるようなスペースがございますので、そういったところを活用することで、バリアフリー化することができないかなど、これからも考えていきたいと思います。
救急隊のコンビニ利用について
(テレビ神奈川記者)
冒頭に挙がっていました救急搬送の件でお伺いいたします。先日、市から報道発表された救急隊のコンビニ利用の件、原稿に書いたのですが、それがかなり各社の報道で取り上げられ、世間でも話題になっていて、コンビニ利用に関して、こんな形でお願いしなくても気にせず使って良いですとか、そんな配慮必要ないのではないかという意見がかなり多くあったと思います。実際に届いているクレームのような声ですとか、どういう意見を受けての今回の対応なのかというところと、市長の受けとめについてどのように考えていらっしゃるかというところを教えてください。
(救急課長)
多くの方々が報道を見ていただいたようで、救急隊を応援するよという温かいお声をたくさんいただいております。また、この熱中症の時期で、救急隊頑張ってくださいというような声をいただいております。全国の方からもそういった声をいただいております。
(テレビ神奈川記者)
この報道に関してではなくて、今回の対応がコンビニを利用することについてのクレームを受けての対応なのか伺います。
(救急課長)
実際は、相模原では救急隊がコンビニを利用していないので、クレーム自体を受けたことはございません。ただ、他の市町村でまだ制度が整っていないうちにコンビニを活用して、クレームを市民からいただいたということは承知をしております。
(テレビ神奈川記者)
具体的な内容をご存じですか。
(救急課長)
あくまで聞いた話で、そこの場に臨場していたわけではないのですが、救急隊が使っているけど、さぼっているのではないかというようなニュアンスの内容だったと承知しております。
(市長)
今の声を受けまして、私のところにも、私個人の事務所などを通して届いているのは、記者が言われたように、心配なく堂々と使って欲しいという意見もありましたし、わざわざ報道発表しなくても良いのではないかというお声ももちろんありました。実は私も外出の際に、少し時間があれば消防署の分署に寄ることがあるのですが、これまで、いろんな分署に顔を出してきましたが、ほとんど救急車が待機していたところはありませんでした。もちろん、救急隊がない分署もあるのですが、7月16日に過去最高に迫る178件の救急出場件数があったということで、非常に救急搬送が増えている中で、救急隊が水分や食事を摂れない状況が明白であり、私も堂々とコンビニを利用させてもらえば良いのではないかとも思いました。しかしながら、日頃私自身も言われることがあるのですが、公務員だからやって当たり前だという風潮もある中で、職員自身が利用しづらい部分もあるのではないかということを考え、丁寧に、コンビニを利用させていただきますというメッセージを救急車のダッシュボードに掲出させていただいて、休憩を取らせていただくという措置を取ることにしました。
教員の体罰が疑われる事案について
(テレビ神奈川記者)
先日報道されていた、市立小学校での体罰が疑われる事案に関してですが、現時点で分かっている事実関係についての説明を求めたいと思います。
(教育長)
この度、市立小学校の児童に怪我をさせてしまったということについて、大変重く受け止めておりまして、申し訳なく思っているところです。被害児童に対して、1日も早く完治して欲しいと願っておりますし、同時に、怖い思いをさせてしまった点につきまして、心のケアを第一に考えながら対応してまいりたいと考えております。こちらの事案については、まだ調査の途中ではございますが、分かっているところでは、7月18日の3校時に体育館において、5年生全員で行う学年レクリエーションを実施している中で起きたことで、宝探しのレクリエーションの準備中に、児童が体育館の後方にあるマットを踏みつけているところを当該教諭が目撃し、やめさせようと指導する中で起きた事案となります。指導の際に、教諭が、児童の首から肩に腕をまわしたことによって、怪我をさせてしまったというもので、この行為については現在調査中ですが、これまでの聞き取りから、現状では体罰の可能性が高いものと考えております。調査結果がまとまり次第、改めて報告させていただきたいと考えております。
(テレビ神奈川記者)
児童の怪我の程度などの被害結果に関して、現時点で分かっているところを説明していただけますか。
(学校教育部長)
首を痛めたということは、把握しているのですが、細かい状況については、被害者のご家族と連絡を取りながら、現在、把握に努めているところでございます。
(テレビ神奈川記者)
被害児童への対応についてはどこまで行っているのでしょうか。
(学校教育部長)
夏休みに入りましたが、被害児童に対しましても、ご家族と連携を取りながら、この後も状況等について聞き取り、またどんな不安な思いをしているのかということも含めて、聞き取りをしているところでございます。
(テレビ神奈川記者)
直接謝罪に伺ったり、面会などされていらっしゃいますか。
(学校教育部長)
謝罪については、事案がありました当日に、学校から謝罪等を行っておりますが、事実関係等を改めて確認し、他の児童等にも聞き取りをした上で、改めて状況を整理し、謝罪をしていく考えと聞いております。
(テレビ神奈川記者)
アンケートを行って、他の児童に対しても先生から発言があったというような話しも出ていたかと思うのですが、これについてはいかがでしょうか。
(学校教育部長)
アンケートといいますか、その事案の時の状況について、その近くにいた児童に対しての聞き取りを行ったところでございます。その中で、他の児童への暴言と言うよりは、その当該児童に対しての暴言というものが確認されております。
(テレビ神奈川記者)
具体的な暴言の内容についても教えていただけますか。
(学校教育部長)
マットを踏みつけていた児童に対して、指導する中で、「お前らみたいなのがいると、楽しくなくなるんだよ。」との発言があったことを確認しております。また、近づいていって、そういった言葉がけをする際に、大きな声で「おい。」と言ったことは確認されています。
(テレビ神奈川記者)
今後の対応について、今、夏休み中ということなので、2学期までに何らかの対応をされるのかなと思うのですが、そちらについては、どのようにお考えですか。
(学校教育部長)
現在、夏休み中ではございますが、関係児童等への聞き取りを行い、全容といいますか、事実確認をした上で対応してまいります。2学期が安心して始められるように、様々なことを、丁寧に進めていきたいと考えております。
(テレビ神奈川記者)
本件に関して市長としての受け止めも、もしございましたら伺います。
(市長)
体罰かもしれないという話の中で、最終的に、これからも相模原教育の中で、児童生徒に寄り添った対応をお願いしていきたいと思っております。その中で今回のような事案があってはならないわけでありまして、お子さんが負った、怪我や体調の回復と、心のケアをしっかり行っていかなければならないと思っています。それから、体罰という方向性が明らかになった段階では、適切な処分が行われなければならないと考えております。そして2学期を迎えるに当たり、最近水難事故も非常に多くある中で、全ての児童生徒の皆さんが、元気に各学校に戻ってきてくれることを願っております。今回の事案は、夏休みで確認に少し時間がかかっていますが、いつまでも、この事案を延ばすのではなく、教育委員会にもスピード感を持って対応いただき、被害状況を見た児童や周りの先生方にも状況を確認し、体罰を行ったかもしれない先生に対しての聴取を踏まえ、最終的な方向性を早い段階で決めていかなければならないというふうに思っています。
マイナンバー制度について
(時事通信記者)
マイナンバーに関する質問です。政府が8月に中間報告されると言われているマイナンバーの総点検ですが、市の進捗状況はいかがでしょうか。
(政策課主任)
市の進捗状況ですが、国の方針で示されているものとして、7月中に各実施機関がどのようにマイナンバーを紐づけているかの調査を行い、その紐づけの仕方に応じて、どこまで点検するかを国が示すという形になっております。本市では、国に対してどのように各業務において紐づけを行っているかを回答済みですので、国からの点検内容の指示を待っている状況です。
(時事通信記者)
様々なトラブルが報道されていますが、改めて、マイナンバー制度に関する市長の受け止めと、点検について、秋までに総点検を完了する方針を政府が出しておりますが、それについての受け止めをお願いいたします。
(市長)
マイナンバーカードの普及に関しまして、私ども平均値ぐらいの普及率で現在おりますが、先ほど答弁したように、市民の利便性の向上に繋がる一方、こうしたトラブルが散見されていることもありまして、おそらく岸田総理や河野大臣をはじめ、政府の皆さんも非常に神経を尖らせているのではないかと思います。その中で、国民に不安を与えてはならないというところが、一番にあると思っておりますし、やはり国が行っている施策、そして私たち基礎自治体が協力して、共に進めている事業ですので、こうした事業が、国民から信頼を失うということは一番いけないことだと思っております。ですから、本来の利便性の高さというものをしっかりご理解いただけるように、丁寧にこの総点検を行って、そして、スピーディーにこの結果を示して、国民の信頼をもう一度取り戻せるような対応をしていかなければいけないと思います。例えば、マイナンバーカードと健康保険証の紐づけに関しましては、適正な医療提供ができるということや事務負担がなくなるなど、良い点もあると考えております。違う病気で受診したときに、診療・薬剤情報などのデータも分かる訳ですから、医療の提供にも非常に役立っていくと思う反面、相模原市では今のところありませんが、別人の健康保険証がデータに入ってくるなど、実際にトラブルが起こっていることから、早急に国民の不安を解消する方策を、国や私たち基礎自治体が寄り添って行っていかなければならないと思っております。引き続き、私たちも、マイナンバーカードに関しましては、先ほどお伝えした窓口なども作っていますので、ご不安になっている皆さんや、そして不信感をお持ちの方々に対して、寄り添った説明ができるような支援をしていきたいと思っています。
自治体情報システムの標準化について
(時事通信記者)
自治体情報システムの標準化について伺います。河野デジタル大臣が6月30日の講演で、ほとんどの自治体が令和7年度末のシステム標準化の期限を守るのは難しいというような発言がございましたが、市の標準化の期限に対する進捗状況はいかがでしょうか。
(総合政策・少子化対策担当部長)
本市の状況につきましては、庁内全庁的な会議等を踏まえまして、国の示している令和7年度中の移行に向けて、今のところ遅れはなく取り組んでいる状況です。
(市長)
ただ、かなりの費用がかかってくるので、この費用負担を国に持っていただけるのか、基礎自治体が一般財源で行っていくのかが非常に大事なところです。財源の在り方に関しては、全国一律の大きな問題ですから、引き続き国に訴えていきたいと思っております。
園バスの安全装置、水の事故防止の取組について
(朝日新聞記者)
夏の暑さの話が出ましたので、子どものことと絡めてお尋ねします。5月だったか藤野の方で、こども園でバスへの園児の積み残し防止の装置を使った訓練なんかもされていましたが、その後、市内のこども園等における装置の設置状況がどうなっているのかというのが1点と、それから、先ほど水の事故のご心配をされていました。今年は大変暑い日が続いておりますが、市内の子どもたちの水の事故防止について何か働きかけや対策などされたことがございましたら教えてください。
(市長)
小倉担当大臣とお会いする際に、本市のいわゆる園バスの安全装置の設置が、機器の不足などで非常に遅れているというところで、市長公室長から資料を預かり、小倉大臣に説明し、その後急速に設置が伸びていった感じもしております。後ほど担当から設置の状況をお示ししたいのと、水の事故に関しては、7月10日の発表資料で、水の事故防止に関して、特に道志川流域での消防による取組が行われていたと思いますので、詳細は担当から説明させていただきたいと思います。
(こども・若者未来局長)
まず、園バスの安全装置の設置についてですが、市内で49施設が該当しています。そのうち6月末までに設置が完了する見込みと伺っているのが18園です。その後、設置時期の予定をいただいているのですが、その時点で、まだ付ける時期がはっきりしていない施設が11園ございました。そちらについては、なるべく早く設置するようにという働きかけを担当課から、現在しているところです。また、水難事故の防止についてですが、私がPTAの時の話を少しさせていただきますと、相模川の下流域の相陽中学校、中域の田名中学校、上流の大沢中学校では、夏休みが始まる前に、相模川の危険箇所に防止の赤い旗を立て、川に目印を付けて、学校が終わる時に、水難事故に合わないようにという注意を各学校から児童生徒にしているという状況がございました。こども・若者未来局としては、水難事故の防止について通知等は出しておりませんが、この時期は保育園もプールの時期ですので、水の取り扱いについて注意を促すように園長会等で伝えている状況です。
(市長)
夏休み初日に、九州で3人の女児が亡くなったという非常に痛ましい事故の報道を見まして、教育委員会としても、ぜひ水難事故が起きないように、もう一度よく取り計らいをお願いしたいというお話を教育長、教育局長とさせていただいたところです。
(警防部長)
消防で、今、水の事故ゼロキャンペーンを実施しております。津久井消防署、北消防署で主に実施しておりますが、お子さんというよりは、水に関する事故を防止するという観点から、パンフレットを配るなどの啓発を行っているところです。
(教育長)
教育委員会からも、夏休みに入る時に合わせて、夏休みの過ごし方ということで、通知を出させていただいておりますし、また、各学校で注意事項について、担任や学校長から、保護者や児童生徒に、しっかり注意喚起を行っています。また、全国的なニュースにもなりました痛ましい水難事故を受け、市長とのお話から、先日、小学校校長会の全員研修会という、2千人近くの先生がグリーンホールに集まる研修会がございましたので、そこに集まった先生に対しまして、改めて注意喚起を子どもたちにするようにという指示をさせていただきました。
(観光・シティプロモーション課長)
これから発行します広報さがみはらの8月1日号に、水の事故も含めたアウトドアレジャーの事故に注意を喚起する記事を掲載することになっております。この中で、川遊びやキャンプなどに伴う事故について、気を付けて行動していただくような、そんな喚起をしておりまして、先ほども話がありましたとおり、水遊びをする時は遊泳禁止の赤い旗や注意看板をよくチェックをして、場所を選んで遊ぶようにというような注意喚起をする予定です。
教員の体罰が疑われる事案について
(毎日新聞記者)
体罰かもしれない事案について追加で伺います。暴言というか発言内容まではっきり調査がされていると思うのですが、腕を回すというのが、私が取材した時にも調査中で分からないと言われたのですけれども、私も例示して、柔道の裸締めみたいにして腕を回したのか、プロレスでいうとスリーパーホールドと言うのですけど、それともフルネルソンというか、両腕で回したのか、どういう形態かということが、調査中ということでしたが、まだ分かりませんか。
(教育長)
私も口頭で聞いている範囲ですが、首から肩にかけて手を後ろから回して、その力が強かったので痛めてしまったというように報告を受け、認識しております。
(毎日新聞記者)
片腕でということですか。
(教育長)
両腕ではないと聞いております。片腕というふうに聞いております。
(毎日新聞記者)
片腕で、首にかけるような形という認識で良いですか。
(教育長)
はい。そのように私は認識しております。
(神奈川新聞記者)
今の質問に関連してお伺いします。今回の事案ですが、怪我をされた児童側と、学校・教育委員会側にお話を聞いたところ、やはり行為やそれに至るまでの経緯が、先生と児童側の主張でかなり違っているようにこちらとしては受けました。児童側としては、先ほどおっしゃったように、首に手を回されて、実際怪我もされていますし、診断書も出ていると。児童側は首を回されてヘッドロックをされ、さらに体重をかけられて苦しかったというようなことを言っているのですが、学校の説明だと、肩に手を置いただけで、一貫して行為については否定をしていると聞いています。手を置いただけでは怪我はしないとは思うのですが、かなり詳細な調査をされた方が良いのかなという気がしております。先ほど教育長から、宝探しの準備中にマットを踏みつけているということで、教員がやめさせようと指導したとおっしゃいましたけれども、それについても、児童側からは、宝探しゲームは自分が欲しいもの、もらったら嬉しいものを紙に書いて封筒に入れて、それを隠して、皆で探すというゲームみたいなのですが、自分たちも宝を隠そうとしたら、すでにあって、それがぐちゃぐちゃになっていたので、それを綺麗にするためにやっていたら、急に先生が来て、そういう行為をされたというふうに聞いています。そうすると、やはりその前後に何があったのかということをきちっと、先生側だけではなくて、そこにいた児童側にも、聞き取り調査を丁寧に行い、できれば関係のない第三者が聞いた方が良いと思うのですが、そのあたり学校側に調査どうされるのですかと聞いたところ、夏休みに入ってしまって、記憶も曖昧になっているので、夏休み中に調査するかどうかということも含めて検討するということをおっしゃっていました。現時点で教育委員会としてはどう考えているのでしょうか。
(教育長)
教育委員会としては、できるだけ早く事実確認を終えたいと思っています。記者がおっしゃるとおり、色々な説明がありまして、どういった状況が本当の状況なのかというところの確認をしっかりする必要があると認識しております。まだ途中の段階ですので、現場にいた全ての児童からの聴取をしっかり終えた上で、事実を確認して、改めてご説明の機会を設けさせていただきたいと思います。
(神奈川新聞記者)
以前、児童クラブで養生テープを児童に巻いた事案については、怪我はしていないけれども不適切な行為だったということで、市から自主的に発表されておりました。今回、体罰かどうか分からないということでしたけれども、結果からすると児童は怪我をしている訳で、そういう観点からすると、発表しなかったのは何か理由があるのかという疑問を持ったのですけれども、その辺りどういう判断をされたのか教えてください。
(教育長)
教育委員会として、まだ状況の把握が十分にできていなかったので、把握した上で発表させていただきたいと考えております。
(神奈川新聞記者)
そうするとこれは、何かしらの調査を終えた時点で、教育委員会として発表されるということでしょうか。
(教育長)
はい。そのように考えております。
(共同通信記者)
今一度の確認なのですが、そのお子さんの被害状況について、首を痛めたということは把握しているけれども細かいことは分からないということで、怪我の程度というのは、教育委員会としては把握されていないのですか。
(学校教育部長)
学校は、保護者からまだ正式な被害状況について確認が取れていないというふうにこちらでは把握しております。
(共同通信記者)
診断書が出ているということは、学校や教育委員会でも把握されているのですよね。私が聞いた時、診断書が出たというのは聞いているというふうに伺いましたが、先ほど言われた早く状況把握を進めたいとか、早く対応したいというのであれば、診断書が出ているということを確認しているのであれば、当然その中身というのは確認すべきものではないかと思いますけれど、今に至ってもまだされてないということですか。
(教育長)
そこにつきましては、保護者に内容確認のお願いをしている状況と承知しております。
(共同通信記者)
保護者が診断書を見せてくれないということですか。
(教育長)
見せてくれないという状況とは捉えておりません。学校が保護者と調整しているところというふうに承知しております。
※質疑応答中の重複した言葉づかいや明らかな言い直しなどは、整理した上で掲載しています。
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