県道・市道整備事業の紹介
相模原市内における県道・市道の整備状況をご紹介いたします。
津久井広域道路
事業概要
津久井広域道路は、国道16号橋本五差路付近から中央自動車道相模湖IC付近までを結ぶ延長20キロメートルの広域的な幹線道路です。圏央道相模原ICへのアクセス道路としても、その役割が期待されており、緑区西橋本4丁目交差点から県道65号(厚木愛川津久井)までの区間が完成しています。現在は、串川ひがし地域センター前から県道513号(鳥屋川尻)までの区間の整備を進めています。
事業概要図
令和6年度の事業内容
令和6年度は、引き続き用地取得を進めるとともに東側220メートルの区間において工事を実施する予定です。
(令和5年度末の用地取得率:30%)
整備の状況
県道46号(相模原茅ヶ崎)
事業概要
県道46号(相模原茅ヶ崎)は、本市と茅ヶ崎市を結ぶ交通量の多い幹線道路です。
このうち新相陽橋から上磯部交差点の区間については小学校・中学校があり歩行者や自転車交通も多いものの、歩道が狭いため危険な状況となっています。こうしたことから、交差点改良及び歩道整備を行い、車両の円滑な交通及び歩行者等の安全を確保するものです。
事業概要図
令和6年度の事業内容
令和6年度は、拡幅整備に必要な用地の取得を進めていきます。(令和5年度末の用地取得率:67%)
整備の状況
用地取得箇所の歩道整備(歩道新設)が完了
※残りの用地の取得を行い、歩道拡幅整備を実施する計画です。
県道52号(相模原町田)
事業概要
県道52号(相模原町田)は圏央道相模原愛川ICと国道16号を結ぶ主要幹線道路であり、沿線には災害拠点病院や工業団地が立地しており、神奈川県緊急輸送道路(第1次)にも位置付けられています。当該道路では慢性的な渋滞が発生しており、既存工業団地や災害拠点病院等へのアクセス向上、公共交通機関の定時性・速達性の確保、踏切除去・歩車道完全分離による通学児童・歩行者の安全確保のために、4車線への拡幅整備及びJR相模線との踏切を立体交差化する事業です。都市計画決定L=4.0kmのうち、JR相模線との立体交差部及び北里周辺から事業を進めております。
事業概要図
令和6年度の事業内容
JR相模線立体交差部
令和6年度は、鳩川に架かる新設橋梁下部工事(下流側)、原当麻駅東入口交差点の歩道暫定整備工事、立体交差で支障となる横断歩道橋の撤去工事、占用物件の移設工事及びJR相模線直下のトンネル工事の実施を予定しております。また、昨年度に引続き、用地の取得を進めていきます。(令和5年度末の用地取得率:88%)
北里周辺
令和6年度は、県道52号と交差する道路の道路改良工事、北里大学病院前の道路改良工事及び電線共同溝工事に取り組むととともに、用地の取得を進めていきます。(令和5年度末の用地取得率:89%)
整備の状況(JR相模線立体交差部)
切回し道路及び仮踏切を令和5年度に供用開始しました。
(JR交差部から国道16号方向を望む)
※写真右側の旧道及び旧踏切部分をアンダーパス化する計画です。
(JR交差部から相模原愛川インターチェンジ方向を望む)
※写真中央の道路を令和5年度に供用開始しました。
整備の状況(北里周辺)
車道部整備中
※写真中央の現在の歩道部分が拡幅後の道路中心になります。
拡幅部分の車道部整備中
※写真中央の現在の歩道部分が拡幅後の道路中心になります。
県道76号(山北藤野)(日連)
事業概要
県道76号(山北藤野)は、緑区青根の国道413号と同小渕の国道20号を結ぶ幹線道路です。
このうち、藤野小学校から440メートルの区間について、歩道が未整備かつ幅員が狭小であることから、歩行者の安全と車両の円滑な交通を確保するため、歩道整備及び線形改良を行い、令和5年3月に工事が完了しています。
事業概要図
整備の状況
終点側 拡幅済
整備完了区間
藤野小学校方面を望む
起点側整備状況
歩道側擁壁の施工状況
追分交差点方面を望む
追分交差点
狭隘部の拡幅
狭隘区間の施工状況
追分交差点方面を望む
県道510号(長竹川尻)稲生
稲生地区の県道510号(長竹川尻)は、通学路に歩道未整備の区間があるため、平成28年度から歩道の設置及び道路の拡幅を行い、令和2年5月に工事が完了しています。
(都)相原大沢線
事業概要
都市計画道路相原大沢線は、緑区橋本地域を南北に結び、圏央道の相模原ICまでのアクセス及び町田市方面との広域ネットワーク形成を図るため整備を進めています。
現在は、津久井広域道路西橋本4丁目交差点から西橋本5丁目交差点までの370メートル及び国道413号相原台交差点から相原2丁目までの390メートルが完成しており、その他の区間について整備を進めていきます。
事業概要図
令和6年度の事業内容
令和6年度は、第4工区において橋梁部の設計を進めるとともに、引き続き工事を実施します。
(令和5年度末の用地取得率:100%)
整備の状況
(都)相原宮下線
都市計画道路相原宮下線は、緑区相原から中央区宮下までを東西に結ぶ幹線道路です。都市計画道路相原大沢線などと合わせて、圏央道のアクセス道路として、広域的な交通ネットワークの形成や地域内の連携強化等を図るため、整備を進めています。平成27年度に緑区元橋本から相原間で、JR横浜線との立体交差を含む区間の整備が完了しました。引き続き、相原地域での道路整備(新設)を進めています。
(都)相模大野線
都市計画道路相模大野線は、大野南地域、東林地域を南北に結ぶ道路であり、大和市方面へのネットワーク及び交通安全性向上を図ることを目的とし、整備を進めています。
現在、相模大野駅南口付近から上鶴間中学校までの整備が完了しています。
事業概要図
整備の状況
(都)相模原二ツ塚線
事業概要
都市計画道路相模原二ツ塚線は、相模原市、座間市及び大和市の3市境に位置する主要な幹線道路であり、県道51号(町田厚木)を始点とし、県道50号(座間大和)を経て、国道246号に至る道路です。
この地域には南北に結ぶ道路が少ないうえに、当該道路は、幅員が狭小かつ歩道が未整備であったことから、交通安全性や生活環境の保全、防災対策の充実、南北方向の連帯強化を目的とし、整備(道路拡幅・電線共同溝整備)を進めています。
平成22年度から相模原市域分については、相模原市が事業主体となり整備を進めており、令和4年度7月に道路工事が完了しています。
現在は、電線事業者により電線共同溝を整備しています。
事業概要図
(都)橋本大通り線
事業概要
都市計画道路橋本大通り線は、国道16号から都市計画道路相原大沢線間を東西に結ぶ幹線道路で国道16号の橋本駅南口入口交差点から相模原北署前交差点までの500メートルが完了しています。
今後は、相模原北署前交差点から西橋本5丁目交差点までの区間について整備を進めていきます。
令和6年度の事業内容
令和6年度は、引き続き用地取得や各種調査を実施します。
(令和5年度末の用地取得率:44%)
整備の状況
(都) 淵野辺駅山王線
都市計画道路 淵野辺駅山王線はJR淵野辺駅から町田市を結ぶ幹線道路であり、町田市都市計画道路矢部図師線との接続による多摩・町田方面との連携の強化や、防災性の向上、周辺道路の混雑緩和等、広域道路ネットワークを担う重要な路線として位置付けています。
また、町田市に位置する桜美林学園、日本大学第三中高等学校の主要通学路として、路線バスや送迎バスが往来するなど一定の交通量があり、現在未整備となっている宮前橋付近においては、安全に通行するための拡幅整備を進めています。
(都)宮上横山線
都市計画道路宮上横山線の開通時期の延期について(お知らせ)
日頃から道路事業に対し格別のご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。さて、都市計画道路宮上横山線は、令和7年3月末の開通を目指しておりましたが、降雨の影響から護岸工事が遅れてしまい、開通時期を延期することとなりました。現在、町田市と開通時期の調整を図っているところですが、当初の予定より半年ほど遅くなる見込みです。地域の皆さまにはご不便、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
開通時期の延期
令和7年3月末⇒ 令和7年9月末頃(予定)
【位置図】
事業概要
都市計画道路宮上横山線は、緑区橋本地区と隣接する町田市や多摩地域を結ぶ広域交通ネットワークを担う重要な路線として位置付けています。
本路線を整備することにより、細街路に流入していた交通の整序化が図られるとともに、機能的な幹線道路ネットワークが形成され、橋本地区に開業するリニア中央新幹線の神奈川県駅をはじめ、工業地域や物流施設等へのアクセス向上と地域経済の活性化を図るため、整備を進めています。
現在は、道路整備に必要な用地の取得が完了し、順次工事を実施しており、令和4年度からは、境川にかかる新設橋の工事に着手しています。
令和6年度の事業内容
令和6年度は、引き続き道路改良工事や橋梁工事を実施します。
(令和5年度末の用地取得率:100%)
整備の状況
(都)宮下横山台線
事業概要
都市計画道路宮下横山台線は東京都の南多摩尾根幹線との接続による多摩・町田方面との連携や、広域的な防災性の向上、周辺道路の混雑緩和、相模総合補給廠の一部返還がされた相模原駅周辺地区における広域的な交流拠点形成の基盤となる道路ネットワークの形成等のため、整備を進めています。
事業概要図
令和6年度の事業内容
令和6年度は、引き続き用地取得を行うとともに各種調査を実施します。
(令和5年度末の用地取得率:33%)
整備の状況
市道新戸相武台
事業概要
キャンプ座間の南側を東西に横断し地域間を結ぶ幹線道路である市道新戸相武台は、道路幅員が狭いため、一方通行規制とするなど、地域生活上不便をきたしていることや、トンネルや橋の老朽化が著しいことから、利用者の安全確保及び交通利便性の向上を図るため整備を進めています。
現在は、キャンプ座間内にある3つの橋のうちの2橋とトンネル部の整備が完了し、残り1つの橋の架け替えに向けて整備を進めています。
事業概要図
令和6年度の事業内容
令和6年度は、座間3号橋の架け替えに伴い必要となる施設の移設等を実施します。また、新戸地区及び相武台地区の整備案について、引き続き検討していきます。
(令和5年度末の用地取得率:63%)
整備の状況
相模総合補給廠北側外周道路
事業概要
相模総合補給廠北側外周道路は中央区宮下地区から上矢部地区を結ぶ道路です。相模総合補給廠の北側に位置する宮下、上矢部地区は、幅員4メートル以下の狭あいな生活道路が多いことから、災害時等の緊急車両の通行や通勤時間帯などの通過交通の規制など、地区内の交通環境の改善を図ることにより、良好な居住環境を形成するとともに安全・安心なまちづくりを目指し整備を進めています。
事業概要図
令和6年度の事業内容
令和6年度は土壌汚染対策法に基づき、補給廠敷地内にて土質調査を実施します。
また、用地取得に向けて境界の確認を引き続き実施します。
整備の状況
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