クビアカツヤカミキリ（特定外来生物）

※令和6年7月、相模原市内でクビアカツヤカミキリの成虫が確認されました。

原産地

中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム北部など

特徴

• 体長約25ミリ
• 体全体は光沢のある黒色で前胸が赤い
• 幼虫は樹木の内部で2~3年過ごす。
• 成虫は6月頃に出現して交尾や産卵を行う。

生息環境

公園や市街地の街路樹など

影響

• 生態系への被害
  サクラ、ウメ、モモ、カキなどの樹種に寄生し、弱らせる。枯死の原因にもなる。

防除方法

• 成虫は殺虫剤や踏み潰すことで駆除が可能です。
• 幼虫は、寄生している樹木を伐採することで防除できます。
• 樹木の内部の幼虫は、薬剤を樹幹や排糞孔に注入することで防除できます。
• 幼虫がいる木からは、褐色でカリントウ状の特徴的なフラス（木くず）が出ます。

※駆除に際して、特定外来生物は原則生きたままの運搬・保管が禁止されていますが、クビアカツヤカミキリに関しては条件を満たす場合、運搬・保管が可能です。
詳しくは、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の規制に係る運用（クビアカツヤカミキリの運搬及び保管）について（環境省）」をご覧ください。

• 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の規制に係る運用（クビアカツヤカミキリの運搬及び保管）について（環境省）（PDF 91.1KB）

発見した場合

成虫は、直ちに捕殺し、市に連絡してください。
また成虫や、特徴的なフラスが出ている樹木を発見した場合は、土地や施設の管理者と水みどり環境課までご連絡ください。

• （参考）クビアカツヤカミキリチラシ（環境省）（PDF 281.1KB）
• （参考）クビアカツヤカミキリにご注意ください（九都県市ポスター）（PDF 965.7KB）