アカカミアリ（特定外来生物）

※令和5年11月現在、相模原市内でアカカミアリは発見されていません。

原産地

アメリカ合衆国南部から中南米

特徴

• 体長3ミリ～8ミリ
• 体は赤褐色で、頭部が褐色
• 腹部（お尻）の先に毒針をもつ

生息環境

地中に営巣

影響

• 人体への被害
  刺されると強い痛みが生じ、かゆみ、腫れ、じんましんなどの症状が出るおそれがある。
• 農林水産業への被害
  農作物を食べて品質や収量を低下させたり、家畜を襲うことがあります。また、農作業時に人が刺される危険性もあります。
• 生態系への被害
  在来の生物と競合し、生態系のバランスを壊す可能性があります。

駆除方法

市販の殺虫剤で駆除が可能です。

発見した場合

• 素手で触らないようにしてください。
  • 個体が少数の場合は、殺虫剤等で駆除してください。
  • 集団や巣を見つけた場合は、刺激しないでください。
• 在来種との識別が難しいため、種類の特定については専門家の判断が必要です。
  アカカミアリである疑いの強いアリを発見したときは、水みどり環境課（042-769-8242）、生活衛生課（042-769-9251）のいずれかにご連絡ください。

刺された場合

20～30分程度は刺された部位を冷やしながら安静にし、様子をみてください。
息苦しさ、動悸やめまい、腹痛などの症状が現れた場合、アナフィラキシーショックの可能性がありますので、すぐに医療機関を受診してください。
※「アリに刺されたこと」、「アナフィラキシーショックの疑いがあること」を伝え、すぐに治療してもらってください。刺したアリの死骸を持参すると、診断に役立ちます。