小児の肺炎球菌感染症予防接種
令和6年4月1日から新たに15価肺炎球菌ワクチンが導入されました。
- 接種間隔・対象年齢などの基本的な取り扱いは従来の13価肺炎球菌ワクチンと同じです。
- 既に13価ワクチンで接種開始している場合で、15価ワクチンへ切り替える場合は予め医師等にご確認ください。
乳幼児が細菌性髄膜炎を引き起こす原因の約30%を占める肺炎球菌の感染を防ぎます。
細菌性髄膜炎とは
脳や脊髄をおおっている軟膜、クモ膜や髄液に菌が進入して炎症が起こる病気です。
1歳未満の子どもを中心に、5歳未満の子どもがかかることが多く、適切な治療を受けても命を落としたり、後遺症を残したりすることもあるため、感染を予防する予防接種が必要です。
対象年齢
生後2カ月から5歳未満
- 標準的な接種開始時期 生後2カ月から7カ月未満
接種回数
標準的な接種開始時期(生後2カ月から7カ月未満)の場合
4回(1歳になるまでに初回免疫として27日以上の間隔で3回接種後、追加免疫として3回目から60日以上あけて4回目を接種)
※追加免疫は1歳以上で接種(標準的には1歳~1歳2カ月)。
※初回免疫(3回)は2歳未満の間に接種を済ませてください。
※初回免疫の2回目が1歳を超える場合は、接種回数が変わりますので、医師または疾病対策課にお問い合わせください。
上記以外の場合
- 生後7カ月から1歳未満
3回(1歳になるまでに初回免疫として27日以上の間隔で2回接種後、追加免疫として2回目から60日以上あけて1歳~1歳2カ月で3回目を接種)
※初回免疫の2回目が2歳を超える場合は、接種回数が変わりますので、医師または疾病対策課にお問い合わせください。 - 1歳
2回(1回目から60日以上あけて2歳になるまでに2回目を接種) - 2歳以上
1回
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