災害の教訓を伝える取組として市内の石碑が国土地理院の「自然災害伝承碑」に登録されました
1 自然災害伝承碑
自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害について、災害の様相や被害の状況などが記載されている石碑やモニュメント等のことです。過去の自然災害の教訓を地域の方々へ適切にお伝えするとともに、教訓を踏まえた的確な防災行動による被害の軽減につなげるため、国土地理院では、石碑やモニュメント等をホームページの地形図等に掲載しています。
2 緑区内の自然災害伝承碑の概要
大震殃死諸精霊碑(たいしんおうししょせいれいひ)(緑区鳥屋)
関東大震災により、馬石地区では、死者16名、埋没棟数9戸の被害を受けました。
当時の串川は現在の位置よりもずっと南側を流れていましたが、土石流のためせき止められ、上流500メートル位まで湖のようになりました。
当地には16名の慰霊碑のほか、被災した一家の慰霊碑と地蔵尊が並んでいます。
- 令和3年12月21日登録
2012年の緑区Shortフィルムフェスティバルにおいて、馬石地区の「地震峠」を題材にした映像が、「大賞 We Love 緑区部門」を受賞しています。
3 緑区役所の取組
緑区役所では、過去に発生した災害を忘れることなく、教訓として次世代に継承していくため、地域に所在する伝承碑の把握に努め、周知啓発を図っています。
お住まいの地域等で、過去の自然災害を伝承する石碑やモニュメント等の所在をご存知の方は、次の連絡先まで情報を提供くださいますようお願いします。
【連絡先】緑区役所地域振興課(電話042-775-8801)
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