子ども関連施設における放射線対策について

ページ番号1009792 　最終更新日 令和6年7月25日

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本市では、市民の皆さまの安全・安心の確保を図るため、すべての小中学校、保育所及び幼稚園等の空間放射線量の測定をはじめ、土壌及び給食食材の放射能濃度の測定など様々な対応を図ってきました。
測定結果については、特別な対応を必要とする状況にはなく、今後も引き続き測定・監視を行っていきます。
しかし、雨水がたまる場所や土ぼこりがたまるような場所等には、放射性物質を含む土砂等が堆積しやすく、比較的高い放射線量を示す傾向にあるため、今後の対応方策を決めるため、このような場所で空間放射線量等を測定しました。
この結果も踏まえ、子どもの生活圏域となる施設を優先に、平成23年10月から放射性物質を多く含む可能性のある土砂や落ち葉等の清掃を実施していきます。
なお、除去した土砂等は、当面、施設内等に保管し、適正に管理しながら必要に応じて放射線量の測定や分析を行い、処分方針を検討していきます。

平成23年10月から実施する取組（第3ステージ）

ねらい

子どもの生活圏域となる施設において、放射線量が周辺より高い数値を示すと思われる場所の清掃を行う。

対象施設

市立小中学校・保育所・幼稚園、公園など

具体的対策

一次的対策

• 落ち葉集積場所の堆積物（腐葉土）の除去
• 雨樋（縦樋）下部の土壌の除去
• 雨水浸透施設等の表面露出箇所（グレーチング部）の浚渫・清掃、土壌の除去

※ 施設の状況に応じ、必要性の高いところから順次、実施する。
※ 除去したものは記録し、施設内等に一時保管する。

点検

• 一次的対策が終了した施設から順次測定・点検する。
• 測定結果に基づき、必要な箇所について二次的対策を講じる。

二次的対策

• 測定値に応じた対策を実施（濃度測定の実施、除去物の安全な保管）
• 測定値に応じた一時保管物の処理

※ 二次的対策後、測定・点検を実施し記録する。
※ 定期的に測定・点検を行い、継続的に経過観察する。
※ 対策が必要な箇所があれば、更なる対策を講じる。

• 本市における放射線対策（PDF 163.9KB）
• 子ども関連施設における放射線対策（PDF 96.3KB）

関連情報

• 市立小中学校で実施した一次的対策の内、雨水浸透施設等の表面露出箇所（グレーチング部）の浚渫・清掃、土壌の除去については、蓋のない側溝を対象としました。

• 公園の放射線量・放射能濃度サンプル調査結果について（平成23年9月27日～9月29日）

添付ファイル

• 本市における放射線対策（PDF 163.9KB）
• 子ども関連施設における放射線対策（PDF 96.3KB）