起こりやすい「こころ」や「からだ」の変化
身近な人、大切な人を亡くした時、遺された人はいろいろな感情を抱き、こころやからだに様々な変化があらわれます。
それは誰にでも起こる自然な反応で、こころやからだの変化は一人ひとり違います。多くの場合は、時間と共に軽減していきますが、夜眠れない、体調不良、気分の落ち込みなどが続いている場合は、お住まいの区の相談窓口や医療機関に相談することをお勧めします。
こんなことはありませんか?
- なぜ死んでしまったのか分からない。
- 亡くなった人のことを恨んでしまう。
- 「自分は何もできなかった」という無力感に襲われる。
- 誰とも会いたくない。
- 周囲とうまく付き合えなくなる。
- 置き去りにされた気がする
- 自分が悪かったのではないかと自分を責めてしまう。
- 亡くなった人のことをいつも考えてしまう。
- 亡くなったことが現実だと思えない。
- 食欲がない、あるいは逆に食べても満足できない。
- 胃の痛みや下痢などがして、いつもスッキリしない。
- 「自分も死んでしまいたい」と思う。
- 悲しいはずなのに、正直ホッとした気持ちになり、戸惑ってしまう。
- 自分だけ生きて楽しい思いをして申し訳ないと思う。
- 眠れない、途中で目が覚める。
- 疲れやすい。
- 自死(自殺)のことを知られたくない、誰にも言えない。
- 集中して物事を考えられない。
記念日反応
命日や誕生日、結婚記念日など、思い出が深い特別な日が近づくと、気分が沈んだり体調がすぐれないなど、亡くなった直後のような反応や変化が出ることがあります。
このような「こころ」や「からだ」の反応・変化は、「記念日反応」と呼ばれ、身近な人、大切な人を亡くした人にはよく起こりうる自然な反応です。
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精神保健福祉センター
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