メンタルヘルス・ファーストエイドの5つの基本ステップ「り・は・あ・さ・る」
メンタルヘルス・ファーストエイドの5つの基本ステップは、いざという時にファーストエイドを提供する人が冷静に、自信を持って、最善の支援を提供するために、身につけておきたい項目です。「り・は・あ・さ・る」と覚えましょう。
り (リスク評価)
自傷・他害のリスクをチェックしましょう。
は (はんだん・批判せずに話を聞く)
判断・批判をせずに話を聞きましょう。
あ (あんしん、情報を与える)
安心と情報を与えましょう。
さ (サポートを得るように勧める)
適切な専門家のもとへ行くように伝えましょう。
る (セルフヘルプ)
自分でできる対処法(セルフヘルプ)を勧めましょう。
※「専門家に相談する前のメンタルヘルス・ファーストエイド」(創元社)より抜粋
メンタルヘルス・ファーストエイドを進めるうえで
どんな場合も安全第一
自分と相手、周囲の人の安全を優先させましょう。
じっくり話を聞くことが大切
一方的な支援やアドバイスは助けになりません。
ほとんどの人は、アドバイスよりも「まずは話を聞いてほしい、気持ちをわかってもらいたい」と思っているものです。
順番はこだわらずに
「り・は・あ・さ・る」は重要な順に並べていますが、実際には相手との関係性がなければ、「リスクの評価」は上手くできません。
実際のコミュケーションでは「り・は・あ・さ・る」の順番はこだわらずに、そして繰り返す等しながら行います。
このページに関するお問い合わせ
精神保健福祉センター
住所:〒252-5277 中央区富士見6-1-1 ウェルネスさがみはらA館7階
電話:042-769-9818 ファクス:042-768-0260
精神保健福祉センターへのメールでのお問い合わせ専用フォーム