リスク評価
- 自殺の方法について計画を練っているか、実行する手段を有しているか、過去に自殺未遂をしたことがあるか、を評価しましょう。
- 「消えてしまいたいと思っていますか?」「死にたいと思っていますか?」とはっきりと尋ねてみることが大切です。
※誰でもゲートキーパー手帳(厚生労働省)より抜粋
自殺の危険信号
自傷(自分を傷つける行為)や他害(他人に危害を加える行為)の状況にあるか評価します。次のような言動が見られたら自殺の危険が高まっています。
- 「死にたい」「もう生きていたくない」「この苦しみを終わりにしたい」などと言う。
- 身辺の整理をする。
- 持ち物(財産など)を手放す。
- 外見や行動が急激に変化する。
- 自分のことを含めずに将来の計画を立てる。
- 自分の中にひきこもる。
- 遺書を書いたり、自殺の意図をほのめかす。
※専門家に相談する前のメンタルヘルス・ファーストエイド(創元社)より抜粋・一部加筆
もし自殺の恐れを感じたら
相手から「死にたい気持ち」を打ち明けられたり、相手の言動から「死にたいくらいつらい状況にある」と感じた時には、真剣に受け止めて話しを聴いてください。そして、「死にたいと思っていますか?」「自殺しようとしているのではありませんか?」とはっきり尋ねてみることが大切です。自殺したい気持ちについて尋ねることは勇気がいることですが、相手がつらい気持ちを話すきっかけとなり、自殺したい気持ちを和らげることにつながります。
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