風しんの予防接種はすんでいますか?
風しんは風しんウイルスの飛沫(ひまつ)感染により起こる病気で、「三日はしか」とも呼ばれています。症状は主に発熱、発疹、リンパ節腫脹(しゅちょう)です。一般的に子どもは症状が比較的軽く、まれに重い合併症がみられることがあります。また、大人がかかると症状は重くなり、さらに妊娠初期の女性が感染すると、心疾患、白内障、聴力障害および精神運動発達遅延などがある先天性風しん症候群児が出生する確率が高いといわれています。
先天性風しん症候群を防ぐためにも、特に次のような人は早めに予防接種を受けることをおすすめします。
- 妊婦の夫、子供及びその他の同居家族
- 10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者または妊娠する可能性の高い方)
※妊娠の可能性のない月経中や直後の時期に受けるようにしましょう。 - 産褥早期の女性
- 定期接種対象者
先天性風しん症候群の発生を予防するためには、妊娠可能な女性が妊娠する前に風しんに対する免疫を獲得するだけでなく、風しんにかかる可能性のある人は、男女、年齢を問わず予防接種を受け、社会全体で風しんの流行を抑え、妊婦が感染しない環境をつくることが重要です。
相模原市では主に成人を対象とした風しんの予防接種に関する事業として、次を実施しています。
- 風しん予防接種促進事業(風しん抗体検査及び風しん予防接種費用の一部助成)の実施について (平成30年11月30日から助成対象者を拡充しました)
- 風しんの追加的対策(風しん抗体検査・風しん第5期定期接種)について
また、任意の予防接種(有料)については、医療機関に直接お問い合わせください。
風しんの予防接種を受ける場合の注意
妊娠中の接種はできませんので、ワクチン接種は妊娠の可能性のない月経中や直後の時期に行い、接種後は最低2カ月間の避妊が必要になります。
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