11. ヤマネ
内容
- 種別
国指定天然記念物(地域を定めず指定された動物) - 指定年月日
昭和50年6月26日 - 概要
本州・四国・九州に広く分布する「げっ歯目ヤマネ科ヤマネ属」に属す一族一種の日本固有種の哺乳類です。コオリネズミ、マリネズミなどとも呼ばれ、森の中の樹上を生活圏として、木の洞や枯葉のなかで冬眠する山地帯の小動物です。
緑区藤野地域では、古くから生息が確認されており、藤野町史では「体長は7センチメートルくらいと小さく、背面は淡褐色で、鮮やかな黒条が走る。山地に住み夜行性で、藤野町では、人を化かすきつねだといわれている。」とあります。
また、同地域では、平成16(2004)年からの巣箱設置による分布調査が行われており、この調査からその生息が広く確認され、保護活動が続けられています。
参考文献
藤野町 1995 『藤野町史 通史編』
ふじのヤマネの会 2008 『ヤマネ分布調査資料』
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
文化財保護課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第2別館5階
電話:042-769-8371 ファクス:042-758-9036
文化財保護課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム