7. 短刀　銘　賀州住真景　貞治六年月日（たんとう　めい　かしゅうじゅうさねかげ　じょうじろくねんがつひ）

ページ番号1010110 　最終更新日 令和3年6月24日

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• 種別
  重要文化財(国指定)
• 指定年月日
  昭和30年6月22日
• 所在
  個人所蔵

内容

刃の長さは28.5センチメートル、反（そ）りはわずかです。 　

本作は平造（ひらづく）りで、刃文（はもん）は湾（のた）れ（波のうねりのような模様）に様々な変化が入っています。銘は表に「賀州住真景」、裏に「貞治六年月日」とあります。貞治6年は1367年です。 　

刀工・真景は加賀国（現石川県）の人で、南北朝期の名工・越中国（現富山県）の佐伯則重の門人と思われ、その作風は師に似ているといいます。 　

この短刀は非公開のため、原則として見学できません。

参考文献

神奈川県教育委員会　1967『神奈川県文化財図鑑』工芸篇