第15回 相模湖インターチェンジ周辺 土地買収で資金が流入 平成27年1月14日掲載記事
かつて甲州街道の宿場として栄えた吉野宿(相模原市緑区吉野)。だが、中央本線の鉄道が走るようになると、近くに駅が造られなかった吉野地区は衰退の道をたどり始めた。
そんな地区が盛り上がりを見せたのが、中央高速道路と相模湖インターチェンジ(IC)が建設された昭和30年代末から同40年代初め。
「ICと国道20号を結ぶアプローチ道路は、かつて一面の麦畑だったが、風景が一変した」と近くに住む大房晋さん(73)。土地買収で地域に流れ込む資金を目指し、金融機関の預金獲得合戦もあった。
IC完成後は高速に出入りする車の渋滞が日常風景に。圏央道と高速が接続され、また車の流れに変化が出るかもしれない。
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