第8回 水郷田名 屋形船や鵜飼い楽しむ 平成26年10月29日掲載記事
相模川に面した水郷田名地区は、かつて芸妓(げいこ)もいてにぎわった地域。4軒あった割烹(かっぽう)旅館のうち唯一残る割烹旭屋の6代目女将(おかみ)・江成深雪さんは「私自身は見ていませんが、昭和20年代、30年代ごろには、3隻の船で鵜(う)飼いをしたと聞いています」。鵜(う)匠(しょう)が乗る船、料理を作る料理船、客や芸妓が乗る屋形船の3隻で鵜飼いを楽しんだ。
写真は船ではなく、鵜匠が川に入っていった鵜飼い。その後、鵜飼いはなくなったが、屋形船の船遊びや、投網を使ってのアユ漁も行われた。残念ながら今シーズンから投網は禁止になったが、「昔の鵜飼いや投網漁の話をすると、今のお客さんにも一層想(おも)いを込めてアユを食べてもらえます」と江成さん。
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