山本 松枝
山本 松枝(やまもと まつえ)1914(大正3)年~1986(昭和61)年
- 日本画家
- 神奈川県生まれ。
縫う
解説
「縫う」〔ぬう〕
人々の何気ない日常に幸福を感じ、その光景を作品の題材とすることを好んだ作者は、周辺に住む親族をモデルとした清楚な作品を多く残しました。本作品は、和裁教室に通う姪の姿を描いたものです。一生懸命に和裁に取り組む少女の生真面目さが、画面からも伝わってくる作品です。
菜園
解説
「菜園」〔さいえん〕
作者の周辺には、多くの親族が暮らしていました。なかには小さな菜園をつくる者もいます。楽しげに野菜づくりにいそしむ姪の姿を見て、思わず筆を取ったのでしょう。明るい光の中で、青々とした野菜に囲まれ、鼻歌でも歌いながら野菜支柱を結ぶ女性の姿が、生き生きと描かれています。
吊り鉢を持つ
解説
「吊り鉢を持つ」〔つりばちをもつ〕
家庭園芸を楽しむ姪の姿を描いたものです。手に持つ吊り鉢には豊かな葉をつけたアイビーが植えられています。ごく日常的に見られる何気ない光景に作者はひかれ、次々と作品化していきました。
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