遠藤 彰子
遠藤 彰子(えんどう あきこ)1947(昭和22)年~
- 洋画家
- 東京都生まれ。
- 1986(昭和61)年第29回安井賞受賞。
- 2007(平成19)年平成18年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
- 2011(平成23)年相模原市民文化表彰受賞。
- 2014(平成26)年紫綬褒章受章。
- 武蔵野美術大学油絵学科教授、二紀会理事、女流画家協会委員。
*安井賞=新人洋画家の登竜門とされ、美術界の芥川賞と呼ばれた賞。1957(昭和32)年~1997(平成9)年まで40年間続いた。
都会
解説
「都会」〔とかい〕
どこか異国の街のように見えて、実際には存在しない不思議な街。作者の「街」シリーズは、様々な方向から見つめた視線が一つの作品に収められる多視覚的な構図で成り立っています。それはまるで、複数の人々がそれぞれの位置から見た光景が、重なり合って一つの光景をつくり出しているような奇妙な感覚にとらわれます。
迷宮の街
解説
「迷宮の街」〔めいきゅうのまち〕
見下ろした先には、ビルの狭間に空いた空間が、まるで落とし穴のように口を開けています。人々はその縁を行き交い、不安を隠した日常をおくっています。ここにある街は存在しない街です。しかし、私たちが住む現実の街も、それほど変わりないのではないでしょうか。
見つめる空
解説
「見つめる空」〔みつめるそら〕
遠くの空に向かい、らせん状につづく階段。そこに座り込み、空を見上げる人々。階段の先には何があるのでしょうか。不安と希望を胸に、人々はさらなる高みをめざして歩を進めます。
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