土地利用方針
橋本駅周辺地区の土地利用
土地利用現況
橋本駅周辺地区の現況の土地利用は以下のとおりです。
- 駅北口前は、商業系土地利用が多く、一部に集合住宅などの住居系や駐車場としての土地利用がみられます。
- 駅南口前は、相原高校用地が広がり、橋本駅西通り線沿道には店舗併用集合住宅などが立地しています。
- 駅北側や西側の地区(駅周辺地区)は、国道16号の沿道を除き、主に住宅が集積するとともに、指定容積率の活用が不十分な低未利用地が点在しています。
- 国道16号より西側は、主に住宅と工業系の土地利用となっていますが、橋本都市拠点地区として商業施設や公共施設が集積している地区があります。
- 駅南東には、大規模な商業施設が立地(橋本大山町地区)しています。さらに、その外側には、大規模工場等の工業系の土地利用が主となっています。
重点地区の抽出
北口地区は、市街地再開発事業などによって道路や駅前広場などの整備が進んでおり、橋本都市拠点地区と橋本大山町地区についても計画に沿った整備事業が完了しています。
これらの地区については指定容積率の活用や商業系の土地利用も進んでおり、拠点的市街地の形成が進んでいる地区となっています。
南口地区については、リニア駅の設置計画に伴う相原高校の移転後に向けたまちづくりの検討が進められており、相原高校用地の活用とともに、リニア中央新幹線の建設や圏央道相模原インターチェンジとの近接性を生かした拠点的市街地の形成が求められています。
また、平成27年7月に国の都市再生緊急整備地域「相模原橋本駅周辺・相模原駅周辺地域」が拡大され、相原高校用地を中心とした南口地区及びその周辺が新たに指定されています。
こうした点を踏まえ、駅南口の周辺は重点的に検討が必要な地区とし、特に、土地利用計画の検討が急がれる南口地区は、リニア中央新幹線の開業を見据え、「優先的に土地利用を図る地区」として検討していきます。
土地利用方針図
都市構造の形成に向けた、地区を結ぶ交流軸の考え方は以下のとおりです。各交流軸の具体的な整備内容については、交通ネットワーク計画や駅前空間計画の検討の中で整理します。
また、「核周辺ゾーン」については、今後のまちづくりの状況に応じた土地利用転換や土地の高度利用等を検討していきます。
南口地区の導入機能
南口地区の導入機能の考え方
南口地区では、移転が検討されている相原高校用地を中心とした地区について、ゾーン形成及び機能集積を以下のとおり図ります。
広域交流ゾーン
様々な交通手段による国内外からの来街者を受け入れる交通ターミナルとしての空間形成に取り組むほか、圏域全体の観光、物産、産業等に関する様々な情報発信の拠点となる機能導入を図ります。
想定される施設例
駅前広場、イベントスペース、情報発信拠点(展示スペース等)、広域交流拠点のコンシェルジュ機能を有する施設 など
複合都市機能ゾーン
オフィスなどの事業活動の拠点や生活・地域に密着した機能が複合的に集積する地区として、子どもから高齢者まで様々な世代が活動する拠点、まちづくりを育てる人々が集い、語らう場となる拠点などの機能導入を図ります。
想定される施設例
オフィス、商業、飲食、福祉、医療、まちづくり活動拠点、都市型居住など
ものづくり産業交流ゾーン
産業の人材・情報が交流する拠点や、新たな製品・サービス、次世代の技術(宇宙開発・ロボット産業等)が創造される拠点として、圏域内外から産業・経済の交流のために利用される機能導入を図ります。
想定される施設例
展示場、会議室、インキュベーション、産学連携窓口、シティホテルなど
土地利用計画
これまでの整理を踏まえた橋本駅周辺地区の土地利用計画は以下のとおりです。
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