慢性閉塞性肺疾患(CОPD)
主に長年の喫煙習慣などが原因で呼吸機能が低下していき、少し動くだけでも息切れしてしまうようになる肺の病気です。
別名「たばこ病」とも言われ、患者の約90%は喫煙者です。
当てはまることはありませんか?
- たばこを長期間吸っている(または吸っていた)
- 慢性的にせきやたんがある
- 階段や坂道など、身体を動かしたときに息切れを感じる
以下のリンクから、簡単な質問に答えて、COPD の可能性があるかどうかを調べられます。
「COPD疑いなし」「COPD疑いあり」のどちらかの結果が出ます。
ぜひセルフチェックをしてみてください。
COPDの確定診断には、肺機能検査が必要です。
「COPD疑いあり」の方や思い当たる症状のある方は、早めに医療機関を受診しましょう。
COPDの症状
長引くせきやたん、階段や坂道で息が切れるなどの症状があります。
初期は無症状ですが、徐々に肺の機能が低下します。
重症化すると、少し動くだけでも息切れしてしまい、酸素吸入が必要になるなど生活に大きく影響してしまいます。
また、肺炎や肺がん、心不全など全身の病気を合併しやすくなります。
COPDの予防と治療
悪化してしまった肺機能は、残念ながら元の状態に戻すことはできません。
早めに医療機関を受診し、禁煙や適切な治療を受けることで、病気の進行を遅らせたり、症状をやわらげたりすることができます。
特に、禁煙することで、肺機能の低下の速度をゆっくりにすることができます。
肺の健康を守るために、まずは禁煙を!
世界COPDデー
毎年11月中旬の水曜日は世界COPDデーです。
2002年にCOPDの研究と啓発に力を注ぐ世界的な組織GOLDの主唱のもと定められました。
この日を中心に、世界各国でさまざまな啓発イベントが実施されます。
COPDは認知度が低く、受診をしている人が少ないと考えられていて厚生労働省も健康日本21でCOPDの認知度向上を目標にあげています。
市においても、世界COPDデーに合わせて普及啓発に取り組んでいます。
令和5年度の取組
11月15日の世界COPDデーに合わせて、COPDコーナーを設置し、COPDに関するリーフレットの配架やポスター展示をいたします。
- ウェルネスさがみはら ロビー(展示期間:11月20日~11月30日まで)
- あじさい会館 ロビー(展示期間:11月20日~11月30日まで)
- 市役所本庁舎ギャラリースペース(展示期間:11月15日~11月30日まで)
もっとCOPDについて学びたい人のための関連リンク
- スマート・ライフ・プロジェクト(外部リンク)
- e-ヘルスネット(外部リンク)
- (一社)日本呼吸器学会(外部リンク)
- (一社)日本生活習慣病予防協会(外部リンク)
- (一社)GOLD日本委員会(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
健康増進課
住所:〒252-5277 中央区富士見6-1-1 ウェルネスさがみはらA館4階
電話:042-769-8274(健康づくり班)
電話:042-769-8055(健康づくり班 受動喫煙対策担当)
電話:042-769-8322(成人保健班)
電話:042-769-9220(成人保健班 検診受付専用)
ファクス:042-750-3066
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