お仕事インタビュー!交通・地域安全課(こうつう・ちいきあんぜんか)
平成(へいせい)28年7月に、交通・地域安全課の防犯(ぼうはん)交通安全指導員(しどういん)の人たちにインタビューをしました。
防犯交通安全指導員とは、交通安全教室などを行っている人たちで、現在(げんざい)8人います。
交通・地域安全課って?
「こども110番の家」の運営(うんえい)や交通安全教室を行っています。地域(ちいき)の人などと協力(きょうりょく)して行う交通安全キャンペーンなど、交通安全・防犯に関(かん)するルールやマナーをみんなに守ってもらえるように、工夫(くふう)しながら活動しています。
そのなかでも、防犯交通指導員のお仕事は、交通ルールやマナーを多くの人に知ってもらうため、保育園(ほいくえん)や小学校などでの交通安全教室を行うことです。
うれしかったことや大変(たいへん)だったことはありますか?
教室を開催(かいさい)する中で子どもたちは素直(すなお)で純粋(じゅんすい)な心で受講(じゅこう)していることがとても感じられ、知らなかった交通ルール等が分かったと言ってくれることに、やりがいを感じます。
大変なことは、保育園児(ほいくえんじ)や小学生の子どもたちにも分かりやすいように、難(むずか)しい言葉を使わずに簡単(かんたん)な言葉を使って理解(りかい)してもらうことです。より理解してもらえるように、教材(きょうざい)等を利用(りよう)して分かりやすい教室になるように工夫しています。
防犯交通安全指導員さんの1日を教えて!(平成28年7月)
午前
出勤(しゅっきん)したらまず、その日の交通安全教室で配布(はいふ)する資料(しりょう)の用意や、1日の流れの確認(かくにん)をします。準備(じゅんび)が終わったら、交通安全教室を行う小学校に向かいます。交通安全教室では、自転車の正しい乗り方や、実際(じっさい)に自転車に乗ってもらいながら運転するときの注意点などの説明(せつめい)をします。交通安全教室を受講した生徒(せいと)にこども免許証(めんきょしょう)を配布し、まとめの話をして終わります。
午後
保育園(ほいくえん)に向かいます。保育園では、交通ルールに関するDVDを見てもらったあと、お話を聞いてもらいます。そして外にでて、園庭にかいた交差点(こうさてん)で渡(わた)り方の練習をしながら、交通安全のルールを覚(おぼ)えてもらいます。
1日の交通安全教室が終わり事務所(じむしょ)に帰ってくるときも、パトロールを行うなど、交通事故(じこ)を一件(いっけん)でも減(へ)らす取り組みを行っています。
目標(もくひょう)はありますか?
交通事故防止の基本(きほん)は「止まる」「見る」「待つ」の言葉です。この言葉の意味を分かってもらうため繰(く)り返し教えることが、交通事故の防止(ぼうし)になるという思いで教えていきたいです。そして1件でも多くの悲しい交通事故を減らせるよう、今後も交通事故の防止をよびかける活動を続(つづ)けていきます。