お仕事インタビュー!救助隊員(きゅうじょたいいん)

ページ番号1012670  最終更新日 令和5年2月6日

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木原さんの写真

平成27年10月に津久井消防署(つくいしょうぼうしょ)の救助隊員の木原(きはら)さんにインタビューをしました。
木原さんは、平成20年に採用(さいよう)されて、7年目です。
救助隊の仕事や、木原さんの仕事について紹介(しょうかい)します。

救助隊って?

交通事故(こうつうじこ)、川や湖(みずうみ)での事故、山での事故などに出場(しゅつじょう)して事故にあった人を助ける仕事をしています。

うれしかったことはありますか?

相模原市(さがみはらし)の丹沢山系(たんざわさんけい)の円山木ノ頭(えんざんぎのかしら)という山で山岳救助(さんがくきゅうじょ)がありました。この災害(さいがい)では、落石(らくせき)も多く救助活動(きゅうじょかつどう)をする隊員にも多くの危険(きけん)があり、救助できるまで、10時間もかかりました。夜になると足元(あしもと)も見えないような状態(じょうたい)になり、私たち隊員は、ヘルメットについたライトで周(まわ)りを照(て)らしながら活動しました。無事(ぶじ)救出(きゅうしゅつ)できたときは、とてもうれしかったです。

大変(たいへん)だったことはありますか?

災害現場(さいがいげんば)は、毎回(まいかい)大変です。同(おな)じ災害は、1つとしてないので、助けを求(もと)めている人を最善(さいぜん)の方法(ほうほう)で救出(きゅうしゅつ)するためには、よく考(かんが)え、ほかの隊員と協力(きょうりょく)して全力(ぜんりょく)で活動しなくてはなりません。決(けっ)して失敗(しっぱい)は許(ゆる)されないため、とても大変です。

木原さんの1日を教えて!(平成27年10月)

午前9時

機材の点検をしている写真

前日の当番部隊(とうばんぶたい)との引継(ひきつ)ぎと、救助工作車(きゅうじょこうさくしゃ)や機材(きざい)の点検(てんけん)をします。

午前10時

当番部隊での申(もう)し送(おく)り。1日の業務確認(ぎょうむかくにん)を行います。

午前10時30分

訓練の写真

災害に備(そな)えて訓練(くんれん)をします。

午後0時15分

昼食。奥(おく)さんがつくってくれたおいしい弁当(べんとう)を食べます。

午後1時

訓練の計画を立てている様子の写真

事務所(じむしょ)でほかの部隊との訓練の計画(けいかく)を立てます。

午後4時30分

夕食の準備(じゅんび)を行います。消防士は夕食と朝食を自分(じぶん)たちで作るので料理(りょうり)は得意(とくい)です。

午後5時30分

夕食。当直している職員(しょくいん)みんなで食事(しょくじ)します。

午後6時

山岳救助出場の写真

山岳救助出場(さんがくきゅうじょしゅつじょう)。

午前0時30分

救出完了(きゅうしゅつかんりょう)。

午前1時30分

消防署に帰り、次の災害に向けた準備(じゅんび)や、使った機材の点検をします。

午前2時30分

一日の仕事を終え、仮眠(かみん)をとります。

午前6時10分

仮眠を終え、朝の仕事を始めます。

午前7時

朝食。全員分(ぜんいんぶん)の朝食を作り、食事をします。

午前8時

訓練や災害で使った救助工作車や機材の手入れをします。

午前9時10分

次の当直部隊との引継ぎを終え、1当直が終わります。

目標(もくひょう)はありますか?

助けを求めている人をより安全・確実・迅速(あんぜん・かくじつ・じんそく)に助けることができるよう、日々(ひび)訓練をしています。目標は、たくさんの救助技術(きゅうじょぎじゅつ)や知識(ちしき)を身(み)につけて、日本各地(にほんかくち)や外国(がいこく)で大きな災害があったときに神奈川県(かながわけん)や日本の代表(だいひょう)として活動する緊急消防援助隊(きんきゅうしょうぼうえんじょたい)や国際緊急援助隊(こくさいきんきゅうえんじょたい)の隊員になり、たくさんの人たちを助けたいです。

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