インターネット上の人権侵害について
近年インターネット上の人権侵害が増えています。
インターネットは、情報収集・発信、コミュニケーションの手段として私たちの生活を便利にしています。
一方、その匿名性、情報発信の容易さから、SNS上での特定の個人への誹謗中傷、個人情報の掲載などによるプライバシーの侵害、差別を助長するような表現の掲載など、人権に関する様々な問題が発生しています。
インターネットを正しく利用しよう
インターネットを利用する際は、次の点に注意しましょう。
- お互いの顔は見えなくても、インターネットでつながった先にいるのは、心をもつ一人の人間です。直接人と接するときと同じようにルールやモラルを守り、相手の気持ちを考え、思いやりをもってコミュニケーションをとりましょう。
- インターネットは、世界中の人が閲覧することができます。匿名性を悪用して、誹謗中傷や差別を助長するような表現、根拠のないうわさ話などを掲載することはやめましょう。技術的に掲載者を特定することができるため、民事上・刑事上の責任を問われる可能性もあります。
- 他人の氏名や住所、電話番号などの個人情報や、他人がうつっている写真、動画などを無断で掲載することは、プライバシーの侵害に当たりますのでやめましょう。自分自身の個人情報や写真、動画などの掲載についても慎重に判断しましょう。
- 他人が作成・撮影した文章やイラスト、漫画、写真、動画などの著作物を無断で掲載することは、著作権の侵害に当たりますのでやめましょう。
- インターネット上に掲載された情報は一瞬にして世界中の人に伝わり、一度公開された情報は完全に消すことはできません。実際に掲載する前に問題がないかもう一度考えましょう。
上手にネットと付き合おう!~安心・安全なインターネット利用ガイド~
総務省では、(1)未就学児・未就学児の保護者、(2)青少年、(3)保護者・教職員、(4)シニアに向けて、インターネットの安心・安全な利用に係る充実したコンテンツを掲載した全世代型の啓発ウェブサイト「上手にネットと付き合おう!~安心・安全なインターネット利用ガイド~」を開設しています。インターネットに係る実際に起きた最新のトラブル事例を踏まえ、その予防法等をまとめたインターネットトラブル事例集も掲載されています。
ウェブサイトを見てインターネットの利用方法についてもう一度見直してみましょう。
もしも誹謗中傷などの被害にあった場合には
インターネットの書き込みにより、誹謗中傷などの被害にあったときは、相談窓口で相談することができます。困ったとき、つらいときは、一人で悩まずご相談ください。
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誹謗中傷に関する相談窓口(PDF 212.9KB)
出典:総務省ホームページ - 総務省ホームページ(外部リンク)
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人権・男女共同参画課
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電話:042-769-8205 ファクス:042-754-7990
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