性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)に関する取組
相模原市パートナーシップ宣誓制度
本市では、性的少数者の方の自分らしい生き方を後押しするとともに、性の多様性に関する社会的な理解を促進し、市民一人ひとりがかけがえのない個人として尊重され、お互いの人権を認め合う共生社会の実現を目指すため、令和2年4月から「相模原市パートナーシップ宣誓制度」を開始しております。
性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)の相談について
本市では、多様な性のあり方を理解し、個性を尊重する教育や啓発を推進しています。
また、性的少数者の人たちが自分らしく生活できるよう、専門の相談機関ではありませんがお話を伺っています。
もっと知ってほしい。多様な性のあり方のこと。
「自分自身の性」ってなんだろう。「スキ」ってなんだろう。
「性」は、「男性」「女性」だけではありません。
「性」は、とても多様なものなのです。
相模原市では、そんな多様な性のあり方について、皆さまにもっと知っていただけるよう、リーフレットを作成しました。
多様な性とは
- 次の4つの要素から考えると理解しやすくなります。
- 4つは独立した要素で、どれかひとつが決まれば他が決まるものではなく、組み合せも様々です。
- 例えば、「からだの性は女性」「こころの性(ジェンダーアイデンティティ)は男性」「言葉やしぐさといった表現は男女どちらの枠にもあてはまらない、無性」「恋愛感情や性的関心を他者に抱かない」など、性のあり方は多様です。
(1)からだの性
- 身体的特徴から判断される生物学的な性別
- 典型的とされる男性・女性の特徴の枠に定まらない人もいます。
(2)こころの性(ジェンダーアイデンティティ)
- 自分で認識している自分自身の性
- 「からだの性」と一致する人、「からだの性」と違和や不一致がある人、「男性」「女性」どちらでもある人などがいます。
(3)好きになる性(性的指向)
- 恋愛感情や性的な関心をもつ相手の性
- 異性/同性に向く、相手の性は関係ない、誰にも関心が向かないなど、様々です。
(4)表現する性
- 言葉遣い、しぐさ、服装など個人が表現する性
- 必ずしも「こころの性(ジェンダーアイデンティティ)」を体現しているわけではありません。
性的少数者の生きづらさ
- 性的少数者の人は、自身の性のあり方に葛藤したり、周囲の無理解からくる不安感や孤立感に悩んだりしていることがあります。
- 性的少数者の人は、シスジェンダー【からだの性とこころの性が同じ人】やヘテロセクシュアル【異性を好きになる人】であることが前提となっている様々な場面で、困りごとに直面しています。
本人の想いを大切にしましょう
自身の性のあり方を、誰にどこまで公表するか、また秘密にするかは、本人が決めることです。
本人の同意なく、性のあり方を他人に暴露すること(いわゆる「アウティング」)はやめましょう。
九都県市でLGBT配慮促進のための共通メッセージを作成しました
九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)では、LGBT(性的少数者)への配慮促進に向けて、共通メッセージを作成し、啓発活動を実施しています。
九都県市共通メッセージ
あなたはあなたのままでいい ~Just the Way You Are~
九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)は性的指向や性自認による偏見や差別のない社会をめざします。
相模原市職員ガイドライン
本市では、市職員や市の関係者が性的少数者の方に対する正しい理解のもと、状況に応じた適切な対応ができるよう「性の多様性を知り、適切な対応をするための相模原市職員ガイドライン」を作成しました。
ガイドラインでは、性の多様性に関する基礎知識のほか、場面ごとの適切な対応や考え方、対応事例等を紹介しています。
1. 性の多様性に関する基礎知識
2. 市民への配慮・対応
3. 学校等における子どもへの配慮・対応
4. 職場における配慮・対応
5. パートナーシップ宣誓制度について
6. 相談窓口等
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人権・男女共同参画課
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