相消（そうしょう）レター（12）

ページ番号1009034 　最終更新日 令和5年2月6日

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相消（そうしょう）レター（12）緊急自動車が近づいてきたら

皆さん、こんにちは。北消防署大沢分署、救急隊の新城です。今回は、消防車や救急車など緊急自動車の緊急走行についてのお便りです。

車を運転していると後ろから近づいてくるピカピカと光る赤色灯、大きな音のサイレン、そして「緊急自動車が通ります、道を開けてください。」というアナウンス。
皆さんは「特に珍しくもない見慣れた光景だなぁ」と思われますか？

私は救急車で出場するたびに、車内でこのサイレンを聞きながら、傷病者（病気やケガをした人のこと）を病院へ搬送していますが、この音に慣れることはありません。なぜなら、私の目の前に痛みや苦しみに耐え、一刻も早く病院へ着いて欲しいと願う傷病者とその家族がいるからです。

救急車は、市内のあらゆる場所に出場するため、狭い道路に入り込んだり、渋滞に遭遇します。走行中のほかの車両との安全距離が十分にとれないと、救急車は停車したまま動くことができません。
もし皆さんが車で走行中に緊急自動車が近づいてきたら、交差点やその付近では交差点内を避け安全な場所で一時停止し、それ以外の場所では道路の端に避けていただくようお願いします。
緊急車に乗っている誰かの「命」を救うために、ご理解とご協力をお願いいたします。

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