相消(そうしょう)レター(2)
第2回のお便りは、前回に引き続き、特別高度救助隊「スーパーレスキューはやぶさ」のN救助隊長です。
皆さんこんにちは、相模原消防署特別高度救助隊長のNです。
今回は、6月18日(水曜日)に神奈川県消防学校(厚木市下津古久280)で開催された「神奈川県消防救助技術指導会(県大会)」の結果についてお便りします。
出場隊員は、4月から、災害対応や通常の業務を行いながら、汗にまみれて全力で訓練に励んできました。県大会には、相模原市から陸上の部と水上の部合わせて合計16チームが参加した結果、「引揚救助」、「ロープブリッジ救出」及び「基本泳法」に出場した3チームが関東大会出場の切符を手にしました。
残念ながら関東大会に出場できなかったチームも、今後は、出場チームをサポートし、消防局一丸となり、救助大会の頂点である全国大会を目指します。
引揚救助とは
地下やマンホール等での災害を想定した訓練です。5人1組(負傷者役を含む。)で2人が空気呼吸器(有毒ガス等から守る消防の資機材です。)を身につけて、建物の上から下へおり、負傷者を4人で協力して建物の上へ救出した後、建物の下に降りた2人がロープを登り、建物の上へ脱出するまでの所要時間等を競います。
ロープブリッジ救出とは
負傷者を隣の建物等から進入し、救出することを想定した訓練です。4人1組(負傷者役を含む。)で、2人が水平にはられたロープ(20メートル)により対面する建物へ進入し、負傷者をロープに吊り下げてけん引して救出した後、2人が対面する建物へ脱出するまでの所要時間等を競います。
基本泳法とは
救助するための基本的な泳法である「ぬき手(常に顔が水面に出た状態で泳ぐクロール)」と「平泳ぎ」でそれぞれ25メートルずつ泳ぐ、水難救助の基本的な泳法を習得するための訓練です。ちなみに、今大会で1位となった相模原市消防局のT消防副士長のタイムは、「31.9秒」でした。
関東大会と全国大会の日程
県大会では、たくさんの市民の皆さんから声援をいただきました。みなさんの応援が何よりの力になります、今後とも応援よろしくお願いいたします!
- 関東大会 7月31日(木曜日) 千葉県消防学校(千葉市中央区仁戸名町666-2)
- 全国大会 8月27日(水曜日) 千葉県消防学校(千葉市中央区仁戸名町666-2)
追伸 次回は、関東大会の結果についてお便りします。相模原市消防局は、全国大会への切符を手にすることができるのか。乞うご期待!
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