相消(そうしょう)レター(21)
相消レター(21)暖房器具からの出火にご注意を!
冬は火災の多い季節。前回に引き続き、予防課の奥山主査からのお便りです。
みなさんこんにちは、予防課の奥山です。冬本番で暖房が欠かせない時季となりましたね、こたつの中で丸くなっていませんか?
この季節に多く発生するのが、ストーブやファンヒーター、こたつが原因となる火災です。
では、どんなことで火災が起きるのか確認してみましょう。
ストーブ・ファンヒーターの火災
1 点けたまま寝てしまうと・・・
寝返りをうったときに布団や毛布がずれ、ストーブに接触し火災になることがあります。必ず消してから寝るようにしてください。
2 洗濯物の干し場所に注意
洗濯物を乾かそうと、ストーブの上で干してしまうことはありませんか?これはたいへん危険なので絶対にやめてください。
乾いて水分を失った洗濯物は軽くなり、ストーブからの上昇気流で揺らいだ結果、ハンガーなどから落下し火災になることがあります。
3 スプレー缶が爆発!
ヘアムース、制汗剤などのスプレー缶は、噴射剤として、プロパンガスやブタンガスなどの可燃性ガスが使われています。ストーブの近くに置くと、缶が暖められ内部の可燃性ガスが膨張・破裂し、ガス爆発を引き起こします。
4 給油するときは消してから
ストーブに火をつけたまま、給油をするのはたいへん危険です。カートリッジタンク式のストーブを給油した後、タンクのキャップがきちんと閉まっておらず、タンクを戻す際に灯油が漏れ、ストーブの炎に引火する火災が多く発生しています。あっという間に燃え広がるのがこの火災です。
こたつの火災
1 こたつは乾燥機ではありません
天気の悪いときなど、こたつの中に洗濯物を入れて乾かすことはありませんか?ヒーター部分と洗濯物が接触して火災になることがあります。暖めるのは体だけにしましょうね!
2 座椅子を使う人はご用心
使っていない座椅子をこたつに押し込むと、ヒーター部分に布団が接触して火災になることがあるので、注意しましょう。
冬場は空気が乾燥する季節。火の取扱いに今一度注意していただき、火災予防にご協力をお願いします。
『付けて安心 住宅用火災警報器』
住宅用火災警報器は、全ての住宅に設置が義務付けられています。
そろそろ交換時期のご家庭も多いのでは?ときどき作動の点検をお願いいたします。
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