相消(そうしょう)レター(25)
相消レター(25) 付いてますよね!?住宅用火災警報器
皆さんこんにちは
相模原消防署警備課の奥山です。
今日は、火災の発生をいち早くキャッチし、知らせてくれる住宅用火災警報器(通称「住警器」(じゅうけいき))について、お話したいと思います。
「何を今さら、我が家には付いているよ!」という人が大多数だと思われますが、中には「付けていない」とか「台所にだけある」といった寂しい声も聞かれます。
「付けとけばよかった…」とならないように、もう一度確認し設置をお願いします。
どうして大事!?「住警器」
ちょっとしたミスや不注意で火災は発生します。
「住警器」を設置していたことにより、「火災にならずに済んだ!」「ぼや程度で消火できた!」という報告が、多数寄せられています。
- 事例1 揚げ物をしようと天ぷら油を加熱していたところ、テレビに集中してしまい、出火直前に発生した煙に「住警器」が反応し事なきを得た!
- 事例2 酒に酔って帰宅後、寝たばこをしてしまい、たばこの火種が布団に落下、発生した煙に「住警器」が反応し、布団を焦がしただけで済んだ!
- 事例3 ストーブを点けたままベッドで寝てしまい、寝返りを打った際に掛け布団がストーブに接触して出火、「住警器」の警報音で目が覚め、大事に至らなかった。
どこに設置!?「住警器」
設置する場所は「台所」、「寝室」、2階に寝室がある場合は「階段」です。「台所だけ」設置しているとか、「2階に寝室があるけど、階段に設置していない」という人はいませんか?
「設置場所早見表※」をみて、もう一度確認しましょう。
点検していますか!?「住警器」
住警器は、電池寿命が10年間のタイプが主流(中には5年や3年のタイプもあります)でメンテナンスの必要はありませんが、半年に1度はホコリを拭き取るのと同時に、テストボタンを押して(紐を引っ張るタイプもあります。)
作動するか確認してみましょう!
交換時期かな?「住警器」
住警器は、平成18年に全ての住宅に設置することが義務付けられました。
住警器の電池寿命は10年のものが多く、そろそろ電池切れするものが出てきます。電池切れの前に、警報音やランプでの表示が出ますので、必ず交換しましょう。
もし、電池交換をしても作動しなかったら…この10年、休まずお家の安全を見守ってくれた「住警器」に感謝して、新しい住警器とバトンタッチしてください。
PDFファイルをご覧いただくには、「Acrobat Reader(R)」が必要です。お持ちでない人はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
消防総務課
住所:〒252-0239 中央区中央2-2-15 相模原市消防局3階
電話:042-751-9105 ファクス:042-786-2471
消防総務課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム