参加してみませんか？救命講習会　～田中隊長～　（13）

ページ番号1008990 　最終更新日 令和5年2月6日

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第13回目は、藤野分署のデカチーこと田中隊長が担当します。
普段は救急車で傷病者の方々に応急処置を行い、適切な医療機関へ搬送するのが主な仕事の私たちですが、救命講習会の指導に赴くことがあります。
先日、普通救命講習3の指導にお伺いする機会がありました。普通救命講習3というのは、小児や乳幼児に実施する心肺蘇生法の内容を3時間で学ぶコースです。当日は、初夏の陽気の中、小さなお子さんを連れたママさん達に一生懸命取り組んでいただきました。
この救命講習会で私たちが声を大にしてお伝えしたいことがあります。それは「目の前で倒れた人を救うのは、あなたです！」ということです。

救命講習会というと、ちょっと敷居が高いような印象があるかも知れません。市内では、これまでになんと約19万人の人が受講しており、先ほどのママさん達のように「10人くらいで集まってちょっと勉強してみようか？」というような気持ちで参加される方々もいらっしゃいます。もちろん、大歓迎です。胸骨圧迫やAEDなど、やさしく、丁寧にお教えいたします。

百年兵を養うは、これを一日用いんがため也【兵を養うには百年かかるが、兵はある日突然必要になるものである。物事は、長期的な視野に立って備えておくことが大切である。】という故事があります。
救急車が現場へ到着するのに要する時間は、全国平均で約8分です。目の前で倒れた人を救うのは、あなたなのです。
意識がなければ、周りに助けを求め、119番通報するとともにAEDの手配をし、呼吸の確認をしてください。そして、普段どおりの呼吸がなければ、躊躇なく心肺蘇生法を実施しましょう。
自信のない人は、ぜひ救命講習会に参加してください。
「目の前で倒れた人を救うのは、あなたです！」

• 応急手当普及講習

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