男性更年期について
女性特有と思われがちな更年期障害の症状は男性にもあり、男性の場合、男性ホルモンが、加齢とともに穏やかに減少することであらわれます。
男性ホルモンは、一般的に中年以降、加齢とともに穏やかに減少します。
症状
男性更年期障害の症状には、以下のようなものがあります。
1.精神症状
イライラ、不安、パニック、うつ、不眠、興味や意欲の低下、集中力・記憶力の低下
2.身体症状
骨密度の低下、筋肉や関節の痛み・筋力の低下、発汗やほてり、不眠、全身倦怠感、肥満・メタボリックシンドローム、頻尿
3.性機能関連症状
性欲低下、勃起障害(ED)
男性更年期セルフチェック(AMSスコア)
各問について、該当する項目の点数を合計します。
治療
男性更年期障害の治療には以下のものがあります。男性ホルモンの値によって治療が選択されます。
1 生活習慣の改善
2 漢方薬
3 症状への対応
- 性機能の低下→ED治療薬
- うつや不安症状→抗うつ薬、抗不安薬など
- 骨密度低下→骨粗しょう症治療薬
4 男性ホルモン補充療法
相談
各区の保健センターでは、健康相談を実施しています。個別に相談をご希望の場合は、以下のリンク先をご確認ください。
関連情報
関連事業
参考
- 一般社団法人 日本内分泌学会ホームページ
- 加齢男性性腺機能低下症候群診療の手引き
編集:日本泌尿器科学会・日本Men’s Health医学会・「LOH症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会
PDFファイルをご覧いただくには、「Acrobat Reader(R)」が必要です。お持ちでない人はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
中央保健センター
住所:〒252-5277 中央区富士見6-1-1 ウェルネスさがみはらA館4階
電話:042-769-8233 ファクス:042-750-3066
中央保健センターへのメールでのお問い合わせ専用フォーム