INTERVIEW(インタビュー)プロスポーツ選手の声
プロスポーツ選手の声
PROFILE(プロフィール)
SC相模原 上米良柊斗 SHUTO KAMMERA
1996年7月2日、相模原市生まれ。上溝中学校、湘南工科大学附属高等学校、新潟医療福祉大学を経て、2019年からSC相模原に加入。
身長167cm、体重66kg。ポジションはMF。
1.サッカーを通じてできた仲間は、僕の一生の財産。
小学校1年生の時に相模原市の上溝FC(上溝小学校のチーム)でサッカーを始めました。一緒にボールを蹴っていた仲間たちとは今でもつながっています。
今年、僕がSC相模原に入ると決まったら、当時のコーチも含めたみんなが食事会を開催してくれたんです。これまでサッカーをしてきて得られたものの中で一番大きなものといったら、やっぱり大切な仲間ができたことではないかと思います。
自分がつらい時には助けてもらえて、その逆もあって、サッカーを通して仲間を思いやる心が培われてきました。自分がゴールを決めて、それによって仲間が喜んでくれるという経験には本物の感動があります。今はSC相模原で多くの仲間=ファンと感動を分かち合うことができてうれしいです。
2.相模原でお世話になった方への恩返しが、モチベーションとなる。
小学校、中学校、高校、大学でサッカーを一緒にやってきたチームメイトやコーチ、監督、そして学校の先生。皆さんがいたからこそ、僕はプロになれたと思っています。
友だちからは、小学校の時からプロになってねと言ってくれたり、地元を離れて新潟の大学へ行ってからもずっと連絡をくれました。言葉だけじゃなくて、僕のためにわざわざアクションを起こしてくれることが本当に嬉しくて。
だから、大学時代は「故郷のみんなに届くような活躍をしたい」というのがモチベーションとなってプロになることを目指していました。そういう人たちへの一番の恩返しは、プロになることだと思っていたので、まず一つ実現することができてよかったです。
今でも試合に来てくれる友だちやお世話になった監督さんもいらっしゃるので、次は活躍し続けることが恩返しだと思って、現状に満足しないで上を目指していきたいですね。
3.諦めなければ夢は叶う!実体験として母校で語る。
今、チームの練習で使っているグラウンドは横山公園の中にありますが、公園と隣接している上溝中が僕の出身校なんです。初めてチームに合流した時には「おもいっきり地元じゃないか」と言われましたね。
SC相模原の良さとして僕が感じているのは、試合に出ていないメンバーも含めて全員がしっかりと向上心を持っているところ。本当にいい環境のチームに入れたと思っています。
また、ホームタウン活動として地域との関わり合いも積極的に行なっていて、以前、上溝小学校の朝礼で夢を持つことについて、全校生徒の前で話したこともあります。
「もし今夢を持っている人がいるなら、本気で頑張って欲しい。僕がそうだったように、諦めなかったらきっと夢は叶うから。」まさか母校で話す機会があるなんて思ってもみなかったですが、一人でも多くの子どもたちが夢を持ってくれるといいですね。
PROFILE(プロフィール)
三菱重工相模原ダイナボアーズ 土佐誠 MAKOTO TOSA
1986年6月28日、島根県生まれ。尾道高校、関東学院大学、NEC、オックスフォード大学留学、豪州プロラグビーリーグ「NRC」参戦を経て、2017年から三菱重工相模原ダイナボアーズに加入。現キャプテン。
身長188センチメートル、体重112kg。ボジションはプランカー/ナンバー8。
1.ラグビーは究極の団体スポーツ、生きていくうえで必要な社会性が身につく。
スポーツをやっていて何が身につくかというと“社会性”だと思っています。自分が取る行動ひとつで、仲間にどういう影響を与えるのか考えることで、自然と周りが見えてくるようになります。
特にラグビーは、15対15で戦う団体競技なので、自分のことだけではなく、チーム全体のことを考えてプレーしないといけません。
タックルに行ったふりをしてサボることもできますが、そこでいかにチームのために貢献したいと思えるかが大事です。
そのためには、日頃からチームメイト、監督やスタッフとコミュニケーションをとり、全員が同じ方向を向いておく必要があります。
自分が本当にいい選手になろうと思えば、スキルやフィジカル面を鍛えるだけではなく、常にチーム全体のことを考えて動ける“人間性”も身につけないといけないんです。それがラグビーの良さであり、面白さだと思います。
2.将来は指導者の道へ、サポートしてくれるチームに感謝。
30歳に近づき今後のキャリアを考えたとき、指導者になりたいと思いました。指導者になるためコーチングの勉強しながら競技を続けたいと思い、複数のチームから声を掛けていただきましたが、ダイナボアーズでお世話になろうと決断しました。
それは、僕が以前NECグリーンロケッツにいた頃、リーグの入替え戦でダイナボアーズと対戦したことがあったんですが、サポーターの応援が敵ながら身近に感じたからです。
その日は雪が降っていて、しかも相模原市から離れた埼玉県での試合でしたが、多くのサポーターの方が来ていたのを見て、ダイナボアーズにはなんて熱いサポーターがいるんだと感動したのを覚えています。そして入団した今、平日は練習が終わってから、東海大学に通いコーチングやスポーツ心理学、マネジメネントの勉強をしながら指導者になる夢を追いかけています。
3.相模原市民の一員として、地域の方々とフラットな関係を築いていきたい。
地域活動の一環として、駅周辺でゴミ拾いをしたり、市内の小学校でラグビーの普及活動をしたり、積極的に地域の方々と関わるようにしています。
また「ダイナボアーズフェスタ」というイベントを毎年ダイナボアーズが主催しているのですが、毎回3000人を超えるファンや地域の方々に来ていただいてすごく盛り上がります。“市民のみなさんと一緒に楽しい時間を作ろう”というコンセプトのもと、屋台を出したり、花火を打ち上げたり、子供たちと一緒にラグビーを体験したり、縁日のような雰囲気です。グラウンドと観客席だけで終わる関係性ではなく、僕たちも相模原市民の一員なんだということを認識していただけるような、フラットな関係を築いていきたいんです。
これからもラグビーを通じて、もっといろいろなことを地域の方々と一緒にやっていきたいですね。
相模原市のその他のホームタウンチーム
ノジマステラ神奈川相模原
2012年2月、神奈川県内初のなでしこリーグ1部昇格チームを目指し発足。
トップチームは2013年度にチャレンジリーグ(全国2部)への昇格を果たし、 リーグの編成替えに伴い、2015年度より、なでしこリーグ2部で活動を開始。
2016年度、2部で優勝し、2017年度、1部へ昇格。
チーム名のステラはイタリア語で星という意味で、 神奈川で女子サッカーの普及・発展に貢献し、神奈川の「星(ステラ)」を目指している。
ノジマ相模原ライズ
日本一に二度輝いた実績を持つ強豪チーム「オンワードオークス」の解散が決定後、チームの存続を願う当時の所属メンバーが中心となり、2009年「ノジマ相模原ライズ」を結成。同年12月には、X3(3部)からX2(2部)リーグへ昇格。さらに翌年2010年にはX(1部)リーグへ昇格を果たす。
拠点として活動する「相模原」と、公募で当時小学生の女の子からいただいた「ライズ」がチーム名の由来となっており、この「ライズ」という名前には「陽はまた昇る」というメッセージが込められている。
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