中央区さくら咲くボーイズ39 平成31年(令和元年)度
中央区さくら咲くボーイズ39 第4回社会見学を行いました!
1月18日(土曜日)に中央区さくら咲くボーイズ39の7人(たく、たいし、にゆう、しん、つばさ、じゅんじゅん、けんと)が「株式会社日本フードエコロジーセンター」に、社会見学に伺いました。
中央区田名塩田にある「株式会社日本フードエコロジーセンター」は、まだ食べられるのに捨てられてしまった食べ物(食品ロス)を原料として、液体状の豚の飼料を製造している会社です。「循環型社会」の構築への貢献が評価され、2018年12月に「ジャパンSDGsアワード」のSDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰を受賞しています。
社会見学では、食品ロスや会社の仕事内容についての説明や、実際に飼料の製造作業を行っている工場内の見学などを通して、環境問題に大きく貢献している会社の活動を深く知ることができました。
まずは、1年間で約643万トンにもなる食品ロスを焼却処理すると何千億円というお金が必要となるという話を聞き、ボーイズたちはとても驚いていました。また、食品ロスが飼料へ生まれ変わる流れや、製造した飼料を食べた豚をブランド商品としてスーパーなどで販売しているという話を聞き、実際に作業をしているところを早く見たいといった様子でした。
次に、工場内部の見学をしました。この工場では、1日に約42トンもの飼料が製造されており、当日も、たくさんの食品ロスが運び込まれていました。
食品工場等から運び込まれた食品ロスは、最初に、専用の回収容器に入れて計量されます。次に、大きな機械へ入れられ、水の力で破砕された後、ベルトコンベアーに乗せられ、人の目や金属探知機などを使い、異物が混入していないかチェックします。その後、機械でさらに破砕され、どろどろになった原料に熱を加えて殺菌し、温度を下げて乳酸菌を入れ発酵処理が行われ、豚の飼料として生まれ変わります。こうして、余った食料を原料にして作られた液体状の飼料のことを「リキッド・エコフィード」と呼びます。説明を聞いたボーイズは、飼料ができるまでに様々な工夫や技術が使われていることを知り、とても驚き、感心した様子で、作業の様子に見入っていました。
工場を見学した後は、会社のことや高い技術力などについてインタビューを行い、以下のことを教えていただきました。
同業他社にはない「ブランド肉」という特徴
日本フードエコロジーセンターでは、豚の飼料を作っているだけではありません。食品ロスを原料として作られたリキッド・エコフィードを食べて育てた豚を、大手食品スーパー等で、ヘルシーで安全・安心なブランド肉として販売し、食品リサイクル・ループを構築しています。
複数課題の同時解決!
食品ロスは、通常は焼却処分されてしまいますが、ここには、焼却処分による税金投入、化石燃料の高騰・二酸化炭素の発生といった問題があります。また、現在、畜産経営においては、穀物高騰による飼料費支出の増大や疾病等の問題があります。しかし、リキッド発酵飼料は、食品の水分をそのまま利用し乾燥させないため、エネルギーコストが低く一般配合飼料よりも安価となるといったことや、乳酸菌の働きにより調整作用等の機能、粉塵が発生しないため、肺炎等の疾病率も低下するといったメリットが多く存在するため、多くの課題解決に役立っています。
食品ロス削減や環境のために出来ることは?
食材を買う時に、手前に置いている賞味期限の短い物を避けたりしない、家庭の在庫をチェックした上で必要なものを必要な分だけ買う、食べ残しをしないといったことを意識することで、家庭からの食品ロスを大きく削減することができます。また、環境に良い取り組みを行っている企業を応援することも、環境を守ることに繋がります。
- 山城 拓くん(上溝南小学校6年生)
今回印象に残ったのは人間と豚の身体の作りが似ていることと、毎日たくさんの食品ロスが発生していることです。飼料が液体なのも、想像していたものと違ってびっくりしました。食品ロスを少なくするために、僕たちもできることを考えていきたいと思います。 - 植田 二友くん(上溝南小学校5年生)
家の近くに、こんなすごい会社があるなんてびっくりしました。また、毎日たくさんの食べ残しや売れ残りの食べ物が工場へ運ばれていて、その食べ物を豚の飼料にするために、障害を持った人も活躍していることが特に印象に残りました。 - 中村 真くん(並木小学校6年生)
今回行って一番印象に残ったことは、食べ物が腐らないように冬も暖房を使わずに作業員の方が仕事をしていて、とても大変だと知ったことです。僕たちが出した食品ロスをリサイクルしていると思うと、食べ物を残さないようにしたいと思いました。 - 國島 飛翔くん(清新中学校2年生)
食品ロスという言葉は聞いたことがありましたが、フードエコロジーセンターのことは知らなくて、とても勉強になりました。見学してから自分も食べ残しや買いすぎをしないようになりました。そして、社会見学で学んだ事を自分の学校や中央区の人に広めていきたいなと思いました。 - 小野 純くん(中央小学校5年生)
フードエコロジーセンターで印象に残ったことは、1日に出る廃棄物の量の多さです。1日に出る廃棄物の量は2トンくらいかと思っていましたが、なんと35トンも出ていると聞いたので驚きました。だから、これからは食事を残さず食べたいです。 - 坂井 建斗くん(弥栄中学校2年生)
今回の見学で、食品に変なものが混ざっていないかチェックをする際、オートメーションでやってると思っていたけれど、人の手でやっていておどろきました。ですが、実際に手作業でチェックをする時、コストをどこまで下げられるかが、今後も気になります。
中央区さくら咲くボーイズ39 大野北銀河まつりに登場!
8月4日(日曜日)に鹿沼公園で行われた「大野北銀河まつり」のステージに「中央区さくら咲くボーイズ39」メンバー5人が出演しました!
ボーイズの紹介の後、オリジナル曲『「Chu Ou Ku」ぼくら大好きHappy Town』や『中央区の歌』のダンスを元気いっぱいに披露して、中央区をPRしました!
また、ボーイズのステージ後は、中央区の魅力を動きで表現した「さくら体操」にも参加し、会場の皆さんと一緒に体操を行いました!
中央区さくら咲くボーイズ39 市民若葉まつりに登場!
5月12日(日曜日)に市役所さくら通りで行われた「市民若葉まつり」のステージに「中央区さくら咲くボーイズ39」が出演し、中央区をPRしました!
ステージで中央区をPR!
午後1時15分から、市役所前第1ステージに登場し、『中央区の歌』やオリジナル曲『「Chu Ou Ku」ぼくら大好きHappy Town』のダンスを披露し、中央区をPRしました!
オリジナル曲のダンス披露では、曲の制作者である「MINAMOTO JAMS」の中央区出身のボーカルMINAOさんとBOY MARさんが生歌を披露し、会場は大いに盛り上がりました。
さらにステージでは、5月15日から公開されている、ボーイズが出演している中央区魅力PR動画の公開を告知したほか、「中央区の歌」にあわせて区の魅力を動きで表現した「さくら体操」に参加し、大勢の観客と一緒に体操を楽しみました。
FM HOT 839 公開生放送に出演
ステージ終了後の午後2時頃からは、FM HOT 839の公開生放送に、4人のメンバー(じゅん、たく、じゅんじゅん、たいせい)が出演しました。ステージを終えての感想や、ボーイズの活動、新しく制作した中央区魅力PR動画などについて話しました。
研修を行いました!
4月20日(土曜日)に「中央区さくら咲くボーイズ39」の研修を行いました。
研修では、全国各地で活躍している踊るマジシャンミスターTK(高橋和也さん)の指導の下、ボーイズの前で一人ずつ手品を披露し、人前に立つ勇気を持つことや、大きな声で話すことの大切さなどを学びました。
次に、ボーイズが歌詞の基となるフレーズを考えたオリジナル曲と、「中央区の歌」を歌う練習をしました。2曲とも、歌詞を見ないで歌うことができたボーイズもいて、曲に馴染めている様子でした。
研修の最後に、リズムに合わせて体を動かす練習を行いました。全員の動きを揃えるために、リズムを意識することの大切さを学び、若葉まつりのステージ出演に向けた練習ができました。
ボーイズは、5月12日(日曜日)の若葉まつりに、午後1時15分から市役所前のメインステージに登場し、中央区のPRを行います。5期生も加わりパワーアップしたボーイズを、ぜひ見に来てください!
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