麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業の再開について(相模原市長コメント及び発表資料)
大量の地中障害物の発出等により一時立ち止まっておりました麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業を再開することといたしました。
本事業は、事業を開始する以前の調査・準備に瑕疵がありながら、杜撰な事業計画を決定したことに加え、事業着手後も、職員による非違行為が行われるだけでなく、大量の地中障害物の発出が確認されていたにもかかわらず、課題や問題に向き合うことなく、放置したまま、誰も責任を取ることなく、事業が進められました。
また、間違っていることを正すことのできない当時の職場環境の中で進められてきた結果、事業全体が立ち行かなくなってしまった事業で、私が市長に就任した平成31年4月の段階では既にこうした事態になっていたものです。
その後、令和元年6月5日の立ち止まりの判断から本日の決定に至るまで約3年というお時間をいただき、事業の再建に取り組み、内部検証及び第三者委員会で指摘された多くの課題整理を行った結果を踏まえ、事業計画の見直し案としてとりまとめました。
見直し案においては、地中障害物の掘削調査を前提に継続した場合、当初事業計画の総事業費127億円が約541億円に増額してしまうことを確認した上で、事業費の圧縮や事業期間の短縮を図り、総事業費319億円まで圧縮いたしました。
また、市費については、そのまま続けていた場合に想定される422億円に比べて、210億円圧縮することとなりますが、なお、212億円の負担を想定しております。
見直し案の総事業費は増額しますが、当初の計画をあるべき姿に戻し、本事業の目的や効果に加え、市財政に与える影響、地権者負担などを総合的に勘案した結果、将来に向かって市が発展する上で必要な事業であると判断し、再開することを決定したものです。
今後は、本事業の再開について、72万市民の皆様に、ご理解を頂くとともに、地権者の皆様のご協力のもと、新たな拠点の早期完成に向け、全市一丸となって取り組んでまいります。
なお、本事業が中断せざるを得ない状況に至ったことなどの真相の解明や原因の究明に努めるとともに、第三者委員会で指摘された組織風土の改革に引き続き、取り組んでまいります。
令和4年5月20日
相模原市長 本村賢太郎
添付ファイル
- 麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業について(PDF 235.5KB)
- 麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業の見直し案について(PDF 669.4KB)
- 麻溝台・新磯野地区整備推進事業の取組の方向性(PDF 421.4KB)
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