収れん火災をご存じですか?
収れん火災とは
収れんとは、太陽からの光がレンズや鏡によって反射や屈折して1点に集まることをいい、そこに燃える物があると火災になる場合があります。これを「収れん火災」といいます。
原理としては、虫眼鏡で太陽光を一点に集めて発熱させる理科の実験と同じです。
この火災は、太陽の位置、気象条件、収れんを起こす物の位置、燃える物の存在などの様々な条件が重なった時に発生するため注意が必要です。
一度、窓際、ベランダ、縁側などの太陽光が当たる場所を点検しましょう。
火災発生事例
本市で以下の火災が発生しました。
- 事例1
ベランダに置いていた水を入れたペットボトルに太陽の光が集まり付近に置かれた段ボールから出火する火災が発生しました。 - 事例2
ビニールハウスの屋根に雨水が溜まりレンズ状となって、太陽光が集まりビニールハウス内に置かれたシートから出火する火災が発生しました。
収れん火災の原因となるものは?
水を入れたペットボトル、金魚鉢、ガラス玉、メイク用の鏡、ビニールハウスの屋根(水が溜まった部分)など身近な物が原因となります。
収れん火災を防ぐポイント
- 窓際や太陽光が差し込む範囲には、収れん現象が起こる可能性がある鏡やガラス玉などを置かないようにしましょう。
- 外出する際には、カーテンを閉めて遮光しましょう。
- 朝夕や冬場は太陽の高度が低く、部屋の奥まで太陽光が差し込みやすいので特に注意しましょう。
農林水産省が作成したリーフレットです。
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