安全な建物は利用されるみなさんで判断できるようになりました！

ページ番号1008900 　最終更新日 令和5年2月6日

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消防法令の改正により、不特定多数の人が利用される建物には次のような表示を掲示することができるようになりました。
防火セイフティマークは、平成13年9月に発生した新宿区歌舞伎町雑居ビル火災を契機とし、ニ度と痛ましい火災を発生させないことを目的に、また、防災セイフティマークは、大規模、高層建物における地震などの災害による被害の軽減を図ることを目的に、建物やテナントなどを利用する人々ご自身が防火・防災安全の目安にできるものとして定められたものです。

1　防火セイフティマーク

対象は、

1. 収容人員300人以上の特定用途防火対象物
2. 収容人員30人以上で特定用途が地階又は3階以上にあり、階段が1つのもの（屋外に設けられた階段などであれば対象外）

防火基準点検済証

防火対象物点検資格者に、建物を防火安全上の点検項目に従い1年に1回点検させ、消防機関に報告し、点検基準に適合した場合に掲示できます。

防火優良認定証

「過去3年間、防火安全上消防法令の遵守状況が良好である」と消防機関から認定された場合に掲示できます。

2　防災セイフティマーク

対象は、共同住宅や倉庫を除いて

1. 地階を除く階数が11以上の防火対象物で、延べ面積が1万平方メートル以上のもの
2. 地階を除く階数が5以上10以下の防火対象物で、延べ面積が2万平方メートル以上のもの
3. 地階を除く階数が4以下の防火対象物で、延べ面積が5万平方メートル以上のもの

防災基準点検済証

防災管理点検資格者に、建物を防災安全上の点検項目に従い1年に1回点検させ、消防機関に報告し、点検基準に適合した場合に掲示できます。

防災優良認定証

「過去3年間、防災安全上消防法令の遵守状況が良好である」と消防機関から認定された場合に掲示できます。

3　防火・防災セイフティマーク

対象は、防火セイフティマーク及び防災セイフティマークのいずれにも該当する建物です。

防火・防災基準点検済証

防火対象物点検資格者及び防災管理点検資格者に、建物を防火・防災安全上の点検項目に従い1年に1回点検させ、消防機関に報告し、点検基準に適合した場合に掲示できます。

防火・防災優良認定証

「過去3年間、防火・防災安全上消防法令の遵守状況が良好である」と消防機関から認定された場合に掲示できます。
（平成24年6月1日から適用）