第16回 「消防情報人物紹介」 インタビュー!! この人に聞いてみたい
新年あけましておめでとうございます
今回は、相模原市消防局で働く女性消防士の「本年の抱負」を紹介する新年バージョンでお届けします。
バイリンガル救急救命士 笠井(カサイ)さん
笠井さんは、学生時代に8カ月間、カナダへ留学して培った英会話を現場活動に生かしています。実際に交通事故現場で、日本語が話せない傷病者に対し翻訳ツールなどを使わずに会話ができたことで迅速な救急活動につながり、傷病者の不安を和らげることができたそうです。
本年の笠井さんの抱負
「救急隊員として知識と技術の向上をめざします」
救急隊で働く救急救命士は、薬剤投与や、気管挿管による気道確保などの認定を受け、高度な救急救命処置を行うことができます。笠井さんは市民の安全・安心を守るため、さらなる認定を目指して日々訓練に励んでいます。
経験豊富なベテラン消防士 鈴木(スズキ)さん
次に紹介させていただきますのは、指令課に勤務する鈴木(スズキ)さんです。
鈴木さんは、消防隊、救急隊、査察指導課、指令課の指令担当など、いろいろな場所での勤務経験があるベテラン消防士です。
昨年、第1級陸上特殊無線技士の資格を取得するなど、指令課職員として更にスキルアップしています。
本年の鈴木さんの抱負
「今年はIT関係の資格取得を目指します」
現在、鈴木さんが勤務する指令課の庶務担当は、119番通報の根幹となる重要なシステムや無線設備を維持管理する仕事です。システムの、より効率的かつ有効な運用や、日進月歩する情報通信技術に対応できるよう取り組んでいます。
災害現場で出場部隊を統制!指揮隊 溝田(ミゾタ)さん
続いて紹介させていただきますのは、相模原消防署の指揮隊として勤務する溝田(ミゾタ)さんです。
溝田さんは、消防隊、救急隊、警防課の水利班で勤務をした経験を生かして勤務しています。
本年の溝田さんの抱負
「指揮隊としてのスキルアップを目指します」
溝田さんが勤務している指揮隊は、災害現場での情報収集や、出場部隊を統制する部隊です。出場した部隊を統制し、安全で迅速に災害対応ができるように出動している消防部隊を指揮します。また、火災現場に残された痕跡から原因を究明する「火災原因調査」も重要な任務です。あらゆる視点から火災の原因を調査し、その調査結果は火災予防に役立てられています。
法令の知識を身につけ職務に生かす 矢吹(ヤブキ)さん
最後に紹介させていただきますのは、相模原消防署査察指導課に勤務する矢吹(ヤブキ)さんです。
矢吹さんは、育児と仕事を両立しながら勤務しています。
現在、高度化、専門化する予防業務を的確に行うため、「予防技術資格者」の資格取得を目指し、勉強に取り組んでいます。
「予防技術資格者」となるための検定(予防技術検定)は、3つの区分(「防火査察」「消防用設備等」「危険物」)に分かれており、毎年1区分ずつ受験できます。
本年の矢吹さんの抱負
「本年で予防技術検定を完全制覇(3区分合格)します」
矢吹さんの勤務する査察指導課は、防火管理状況や建物に設置される消防用設備が消防法令の基準に適合しているかを検査し、不適合の場合には是正、指導を行い火災予防につなげています。
今回は、新年バージョンとして、相模原市消防局で働く女性消防士のうちから4名の方の「本年の抱負」をご紹介しました。
皆様にとって、本年が実り多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
【記事作成】令和3年1月4日 相模原消防署警備課 庶務・調整班 佐藤
※本記事掲載の写真は撮影のため、一時的にマスクを外しています。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
南消防署査察指導課
住所:〒252-0303 南区相模大野5-34-1
電話:042-744-0126 ファクス:042-749-2119
南消防署査察指導課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム