第2回 さがみはらママさん救急隊員から
本市の女性救急隊員は7名、そのうちなんと4名がママさん救急隊員として当直勤務に従事しています。そのうちのひとり、6歳女の子と3歳男の子のママである私、北消防署大沢分署の林からほんの少しだけ救急のお仕事をわたくし目線でご紹介します。
まず、救急は具合の悪くなった人や怪我をされた人を適切な医療機関へ搬送したり、病気や怪我を未然に防ぐ予防救急を皆さんに広めたり、いざというときの応急手当をみなさんへ伝えることが主な仕事です。
現場の例としては、自宅から具合の悪い人を担架で救急車へ搬送し、観察結果から適切な医療機関へ搬送し医師へ引き継ぐといった内容です。内容は単純ですが、救急隊は3名で活動するため、現場に必要な資器材はとても重く、人を搬送するときにもある程度体力も必要となります。また、人の命が直接的にかかわるため適切な観察と処置を行うための充分な知識、技術そして判断力も問われます。
とても大変??と思われるかも知れませんが、私たちも最初からすべてが出来るようになったわけではなく、日々の訓練、諸先輩がたからのアドバイスがあり、もちろん自身の努力や経験から得たもの。そして何より大切なのは隊員3名のチームワークがあって成り立っています。
隊員3名のチームで私が男性に頼るところはやはり力強さや頼もしさ、男性ならではの優しさです。どうしても足りない非力な部分はよくカバーしてもらっています。一方で私が心がけていることは女性目線の配慮や気遣い、それと部隊の雰囲気づくりです。
せっかくなので、私の所属するチームの隊長と機関員に女性隊員と当直することのメリットだけ聞いてみました!!
- 職場が自然と明るくなる。(隊長談)
- 女性の傷病者の対応は安心してお任せできる。(機関員談)
でした。私を受け止めてくれるとてもよいチームです。
本市の救急隊員144名の内、女性はまだ7名。自分で言うのもおかしな話ですが、女性のいる所属はなんとなく雰囲気が違うように感じます。花があるというか・・・。(笑)
これからも、もっとたくさんの花を咲かせていければいいですね。男女の違いをはじめとするいろいろな視点があると消防はもっと強くそして優しくなれるのかなと思う日々です。
最後に、職務に関係のない私の悩み聞いてもらえますか?それは今度、小学校入学式を迎える娘は最近前歯が抜けました!!記念写真どうしようかなあ・・・。早く前歯、生えて来てぇ!!
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