消防サイト人物紹介　相模原市消防局の若手職員　金子　貴紀さん

平成25年度に相模原市消防職員に採用され、現在は北消防署城山分署に勤務し、常に知識・技術のアップデートを欠かさず職務に取り組む金子貴紀さんを紹介します。

ホテル業界からの転職

私は大学卒業後、ホテル業界で働いていましたが、東日本大震災の際に、勤務していたホテルが多数の帰宅困難者を受け入れました。その経験から人を助ける仕事をしたいという思いが強くなり、また、生まれ育った相模原市に貢献したいという思いから、本市消防職員を志しました。

現場活動の要となる任務

火災が発生すれば、消防車の機関員（運転手）として出場し、消防車から迅速に隊員の持つホースに水を送る役割を担っています。市民の生命・財産だけでなく、活動する隊員の命も預かる、現場活動の要となる任務です。

G20大阪サミットに派遣されて

2019年に開催されたG20大阪サミットには、本市から消防特別警戒の一員として派遣され、多くの他都市消防部隊と共同で警備体制を構築しました。本派遣で得られた貴重な経験を今後の災害対応にいかします。

この仕事のやりがい

現場活動での行動ひとつが人命を左右する場合もあり、非常に責任のある仕事ですが、市民の方々から「ありがとう」の言葉をかけていただいた時に、この仕事を選んでよかったと感じます。

これから消防職員を目指す方に

あらゆる災害から市民を守ることが私たちの仕事です。災害対応や訓練の他に、消防団との連携、また、事業所や地域団体の方々と協力して火災予防に努めることも大切な職務のひとつです。より災害に強い相模原市を目指し、職員が一丸となって取り組んでいます。必要なのは、強い使命感と熱い情熱です。
相模原市消防局で、ともに汗を流し、切磋琢磨できる日をお待ちしています。

• 過去の消防最前線！！
• 過去の消防士研究所