（2）機関員の一歩は、消防車の掃除から！

ページ番号1009061 　最終更新日 令和5年2月6日

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安養（あんよう）消防士の訓練の日々が続いています。

安養消防士の指導を担当する先輩は、機関員暦20年以上。消防局でも指折りのベテラン機関員です。安養消防士とは親子ほど年の差があります。

機関員と補助機関員は、勤務に入る前に、小隊長に運転免許証の提示をすることになっています。安養消防士も、先輩機関員とともに小隊長へ免許証の提示をするようになり、自然と機関員である自覚が高まります。
さらに、緊急自動車を運行する上で遵守すべき項目、「緊急自動車運転10則」を毎朝全隊員で唱えます。この時も音頭をとるようになりました。
さて、いよいよ運転か・・・？いえいえまだまだ。「機関員の一歩は、消防車の掃除から！」（先輩）

器具の愛護は消防職員の必須項目です。常に道具に気を使い、いつでも最高のパフォーマンスを発揮できるようにしておくことが大切なのです。
機関員は、消防車の機械器具に精通し、積載されている装備器材全てに責任があります。その消防車を掃除することで、小さい不具合を事前に発見したり、修理したりすることが出来るのです。

「消防車を常に最高の状態に維持することが、機関員の責務です。これを自覚するのが機関員の第一歩だよ！」（先輩）

安養消防士から
「車両清掃は意外と大変なんです…。消防士1年目のころは拭き残しがあったりして、よく先輩に怒られました。今は汚れひとつ残さないように丁寧に行なっています。」

• 過去の「消防車を運転します！」～機関員養成奮闘記～