（3）いよいよ初運転！

ページ番号1009060 　最終更新日 令和5年2月6日

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安養消防士が補助機関員に任命されて、数週間がたちました。
今日はいよいよ初運転です。安養消防士は朝から緊張しています。
でも、大丈夫！小隊長以下全員でバックアップします。

まずは、麻溝台分署の受持ち区域内の広い道路を運転します。部隊全員で安全確認を励行し運行します。

消防車には特有の走り方があります。
「住宅街では、エンジンの回転を抑えて静かに走行する。」、「信号待ちで停止中に災害出場指令がかかっても直ちに出場できるよう、十分な車間距離をとって停車する。」、「駐車する際は、災害出場に支障のないよう常に出口を確保する。」など、市民に優しく、そして、いざ災害のときは素早く現場に到着できるようなメリハリのある運転をしなければなりません。

これらのポイントを、隊長や先輩から指導されながらの運転ですから緊張もひとしおです。
先輩の正機関員は、後部座席から安養消防士の運転を見守ります。運転中の指導は最低限に留めて、帰署後、チェックされた注意点についてさらなる指導を行います。こうして技術と知識の伝承がなされていくのです。

安養消防士が訓練を重ね、消防車を安全に運行できるようになるまでは、通常業務だけの運転とし、災害出場は、正規の機関員が担当します。

• 過去の「消防車を運転します！」～機関員養成奮闘記～