第1回　～はじめまして～

ページ番号1009054 　最終更新日 令和5年2月6日

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こんにちは、南消防署大沼分署長の伊藤です。
かねてから、苦労して取得した気象予報士の資格を活かして、市民のみなさんに貢献できることはないものかと思っていたところ、縁あって消防サイトに「お天気コラム」を書かせていただくことになりました。つたない文章で読みづらいところもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

始めに、「気象予報士」について少しお話しいたします。
気象予報士とは、国家資格である気象予報士試験に合格した人のことで、法律では「独自に行った天気の予想を発表することができる」ことになっています。
この消防サイトで私が天気予報をお知らせできれば良いのですが、予報業務を行うためには気象事業者として許可を得る必要があること、本格的に気象業務を行うためには、データ収集と解析能力、それに伴う十分な設備も必要になることから、残念ながら、そう簡単にはできません。

ただ、私たち消防職員は、台風などによる気象災害発生時には、総力を挙げて市民のみなさんの命と財産を守り、また、その被害を最小限に抑えるための任務として、消防・救助・救急活動を行っております。災害現場で、私の知識が部隊活動や被災者の安全のための一助となれば、消防職員の中に気象予報士がいる意味があると思っています。

こんな私が「ペーパー予報士」になってしまう前に、この消防サイトで市民のみなさんに情報を提供できることを、とても嬉しく思っております。
どこまでお役に立てるかわかりませんが、せめてお天気話しの「小ネタ」にしていただこうと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
（イラストは気象庁提供）

次回の第2回は…「～記録的な猛暑～」をお送りします。

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