相消(そうしょう)レター(22)
相消レター(22)洋服に火が・・・
今回も引き続き、火災予防に燃える、予防課の奥山主査からのお便りです。
皆さんこんにちは。予防課の奥山です。今回は冬場に多く発生する「着衣着火(ちゃくいちゃっか)」についてお話ししたいと思います。
冬場にこの火災が多いのは、主に冬の衣服が原因です。冬は長袖でゆったりとしたセーターやフリースなど、表面が毛羽立った衣服を着込んでいるため、コンロなどの火に近づいたとき、袖口などに火がついてしまうことがあるからです。
薄着の夏であれば、すぐに熱さを感じますが、厚く着込んでいるため服に火がついても気づきにくいのも火災につながる一因です。
また、毛羽立っている冬の衣服は、生地の表面をあっという間に火が走る「表面フラッシュ」という現象が起ります。
では、着衣着火を防ぐためにはどうすればよいでしょうか?
- コンロの火力を強くしすぎない
鍋の側面へあふれた火が衣類に着火するため。 - ゆったりしすぎた衣類を着ない
気付かないうちに袖口などが火に接触するため。 - コンロの奥に物を置かない
調味料や調理器具を取ろうとして、袖にコンロの火が着火することがあるため。 - 防炎製品を着用する
燃えにくい防炎エプロンなどを着用する。
万が一火が付いてしまったら
慌てて走り回ってしまうと、燃え拡がった炎が顔面へ上ってくるため、その場で伏せて転がるようにして火を消しましょう。
火を消したら、直ちにシャワーなどで患部を冷やし、119番通報しましょう。
お家のお子さんにも、服に火がついてしまったときの対処法を教えてあげてくださいね。
『付けて安心 住宅用火災警報器』
住宅用火災警報器は、全ての住宅に設置が義務付けられています。時々点検して、作動しないときは、必ず交換しましょう!
住宅用火災警報器は、全ての住宅に設置が義務付けられています。時々点検して、作動しないときは、必ず交換しましょう!
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