水素エネルギーの普及促進
水素は、多種多様なエネルギー源から製造が可能であり、利用段階では二酸化炭素を排出しない「究極のクリーンエネルギー」であることから、次世代エネルギーとして期待されています。国は、「水素・燃料電池戦略ロードマップ」(平成26年6月策定、平成31年3月改定)や、「水素基本戦略」(平成29年12月策定、令和5年6月改定)等により水素社会の実現を目指しています。また、九都県市首脳会議においても、広域的な連携において水素エネルギーの普及に向けて取組を進めています。
こうした中、本市においても水素社会の実現に向け積極的に取り組む必要があることから「相模原市水素エネルギー普及促進ビジョン」を策定しました。
水素社会の実現に向けた要望書について
九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)では、九都県市首脳会議での合意に基づき、国が改定した「水素基本戦略」を踏まえ、水素社会の実現に向けて、サプライチェーンの構築に向けた取組を一層加速させることについて、国に対して要望を実施いたしました。
- 実施日 令和6年5月28日(火曜日)
- 要望先 国の関係省(経済産業省、国土交通省、環境省)
- 要望内容 別添要望書「脱炭素社会実現に向けた取組の推進について」のとおり
水素エネルギー普及促進【主な取組】
燃料電池自動車の普及促進
市では、水素を燃料とする燃料電池自動車を公用車として導入しています。
※令和4年2月【トヨタ自動車:ミライ】
多くの市民に水素エネルギーについて、有用性・安全性の理解促進を図り、また、水素エネルギーをひとりでも多くの人に身近に感じていただくことを目的として、イベントへの出展等を通じて普及啓発を実施しています。
水素ステーションの整備促進
燃料電池自動車の走行に必要な水素を充填する施設(水素ステーション)の整備を促進しています。
水素ステーションの整備状況
- イワタニ水素ステーション相模原中央(定置式:令和2年5月開所)
場所:中央区南橋本4-9-14 - 相模原中央水素ステーション(移動式:平成27年11月運用開始、令和6年3月末運用終了)
場所:キャンプ淵野辺留保地多目的広場 - 相模原南水素ステーション(移動式:平成28年2月運用開始、令和5年3月末運用終了)
場所:市立相模原麻溝公園第3駐車場
各水素ステーションの営業時間等は、次のリンク「水素ステーション情報」をご覧ください。
水素供給設備整備事業費補助金
市内に定置式水素ステーションを整備する事業者等に対して、補助金を交付しています。
その他
よこはま水素エネルギー協議会の会員として、水素エネルギーの普及啓発に努めています。
よこはま水素エネルギー協議会は横浜国立大学を中心にエネルギー事業者、行政が会員となり、産官学の連携組織として平成26年2月10日に設立されました。
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