個人住宅吹き付けアスベスト対策費補助制度に関するQ&A
Q1 「吹き付けアスベスト」とはどのようなところに使用されていますか?
主に、鉄骨耐火被覆、天井断熱材、天井・梁などの仕上げ材に使用されている場合があります。
いずれも戸建住宅では一般的には使用されていないといわれていますが、外見からは判断できないため、不安がある場合については含有調査(Q5参照)を行う方法があります。
集合住宅(マンションなど)については、RC造(鉄筋コンクリート造)・S造(鉄骨構造)の場合は天井裏やエレベータの壁、機械室やボイラー室、階段の天井、駐車場などに使われている場合があります。
具体的には、国土交通省が作成した、次のリンクページ「目で見るアスベスト建材」に掲載されております。
Q2 屋根材にスレートが使用されていますが、制度の対象になりますか?
戸建住宅の屋根材 として「住宅化粧用スレート」などにアスベストが含まれている場合がありますが、スレートのような成形板は飛散する危険性が低いため、制度の対象となりません。壁や天井などに使用される成形板(フレキシブルボード、石膏ボードなど)も同様です。
Q3 「個人住宅」とは賃貸の場合も対象となりますか?
賃貸物件については、貸している物件、借りている物件いずれも対象となりません。
Q4 「吹き付けアスベスト」の疑いのある建材にアスベストが含まれているかどうかは、どのように調べればよいですか?
設計図書などを元に、建材の種類や製造時期を確認します。建材については国土交通省が作成した「石綿(アスベスト)含有建材データベース」などを使って確認することができます。
設計図書がお手元にない場合は、建築物を施工した 業者などに問い合わせてください。建材の種類等が不明な場合には、含有調査(Q5参照)を行う方法があります。
Q5 「含有調査」とはどのようなものですか?また、費用はいくらぐらいかかりますか?
建材を採取して、顕微鏡による目視やX線回折により、建材中にアスベストが含まれているかどうかを調べます。費用は状況によって異なりますが、一般的には建材1種類につき数万円から十数万円かかります。
(例1)戸建住宅の含有調査に8万5千円かかった場合は、4万2千円(経費の2分の1、千円未満は切捨となります)が補助金として交付されます。(この場合の本人負担は4万3千円)
(例2)戸建住宅の含有調査に30万円かかった場合は、10万円(経費の2分の1が限度額を超えているので、限度額)が補助金として交付されます。(この場合の本人負担は20万円)
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