相模原市気候変動の影響への適応策

基本的な考え方

• 本市の地域特性を踏まえた適応策を推進することにより、気候変動による市民の生命、財産及び生活、自然環境等への影響を回避又は低減し、市民が安全で安心して暮らすことのできる社会の構築を目指します。

本市が取り組む分野、主な対策等

（基本施策）気候変動に強いまちづくり

農業分野

主な取組　農業（水稲・果樹・病害虫・生産基盤）に関する対策

• 農業への影響等の情報収集・共有、農業の安定的な発展に向けた経済的支援

水資源分野

主な取組　水資源（水供給）に関する対策

• こまめな節水、雨水タンクの利用、節水型トイレ、節水型シャワーヘッドへの交換等の節水に関する普及啓発の実施

自然災害分野

主な取組　浸水（内水）・洪水・土砂災害に関する対策

• 浸水（内水）、洪水、土砂災害の各ハザードマップの公表
• 大雨、土砂災害等の被害対策や避難行動等への理解の促進
• 雨水管、雨水浸透ます等の整備や河川改修
• 長期的視点からの防災、減災を踏まえた都市機能誘導
• 浸水被害、土砂災害の軽減機能を有する緑地、森林保全

健康分野

主な対策　熱中症・感染症・その他の健康被害に関する対策

• 熱中症、感染症予防のための注意喚起や予防、対処法の普及啓発

自然生態系分野

主な対策　自然生態系に関する対策

• 動植物等の分布域の変化に関するモニタリングの実施、生態系の保全

都市生活分野

主な対策　自然生態系に関する対策

• 暑熱を緩和するための人工排熱の低減や透水性舗装の整備

（基本施策）適応策の推進に必要な基盤的対策

主な取組

• 気温、水質等のモニタリング
• 適応策に関する普及啓発

• 第2次相模原市地球温暖化対策計画（改定版）～さがみはら脱炭素ロードマップ2050～